2011年8月7日 20時25分 更新:8月8日 0時24分
7日は太平洋高気圧が日本列島を覆い、西日本を中心に全国51地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった。6日の29地点から急増し、再び「猛暑の夏」に。この日全国で最高気温を記録した鳥取市は37.6度。京都府福知山市、岐阜県多治見市で36.9度、埼玉県熊谷市でも35.4度を観測した。さらに大気の状態が不安定となり、東日本では一時雷を伴った激しい雨が降った。
気象庁によると、列島は8月に入り、太平洋高気圧に覆われる日が増え、猛暑日を観測する地点も増加したという。7日は東京でも、練馬区や府中市が35.4度を記録。全都道府県で30度以上の真夏日になった。
また7日は気温が上昇して大気の状態が不安定になり、東日本の各地で一時激しい雷雨に見舞われた。埼玉県横瀬町では、午後5時すぎからの1時間で103ミリの雨が降り、記録的短時間大雨情報が出された。
同庁によると、8日以降も暑さは続き、全国的に最高・最低気温は平年並みかそれ以上になる見通し。【馬場直子】