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2011年10月03日(月)更新

  • 送検の職員、別業者に自ら金銭話持ちかけか

松山市発注工事の入札を巡る贈収賄事件で、逮捕された市の職員は別の複数の業者に対し、自ら金銭話を持ち掛けていたことが関係者の話でわかりました。

警察では職員らの身柄を松山地検に移し、余罪を追及しています。

加重収賄や贈賄等の疑いで送検されたのは、松山市技術管理課の主幹山田守容疑者51歳、そして、北条建設の代表取締役中野真由美容疑者43歳ら3人です。

調べによりますと、山田容疑者は去年7月から今年5月ごろ、松山中央公園の駐車場舗装工事など市発注の4件の土木工事の入札情報を伝えた見返りに北条建設側から現金合わせて十数万円を受け取った疑いがもたれています。

これまでの調べで、技術管理課・土木部門のリーダーだった山田容疑者は、設計金額の内訳が記された”金入り設計書”や技術面の要点が記された書面などを北条建設側に手渡していたとみられています。

また、これまでに山田容疑者は、市内にある別の複数の土木建設会社に対し、自ら金銭話を持ちかけていた事も関係者への取材でわかりました。

山田容疑者は北条建設側から受け取った現金を借金の返済などに充てていたとみられ、警察は、きょう、山田容疑者らの身柄を松山地検に移し、余罪について慎重に捜査を進めています。

一方、入札情報が漏えいした疑いのある4件の公共工事の内、北条建設は2件の入札には参加していたものの、北条辻の樋門改修工事など2件の入札には参加しておらず、警察では事件の背景なども詳しく調べています。

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