我が家の長女、京香(京ちゃん)が来春小学校就学の年を迎えます。
脊髄性筋萎縮症(SMAタイプ1)という病気で、ストレッチャータイプの車椅子にのり、人工呼吸器を付けています。しかし障がいがあっても、他の子と変わりなく「みんなと一緒に学校に行きたい!勉強したい!」という本人の思いがあります。
今回、9月10日の愛知障害フォーラム(ADF)「障害者自立支援法から新法へ!」への参加のお誘いを頂き、発言の機会をいただきました。
“私たち抜きに私たちのことを決めないで”など歴史を変える議論が進められることや、地域の中で生きることの重要性。これは、京ちゃんが小学校に行くことにも繋がっています。東日本大震災での安否確認がなかなかできなかった方は、地域に密着できる環境になかった方が多かったという事実。地域に密着して生活していきたいという考え方で良かったのだと、実感した瞬間でした。
「京ちゃんと一緒に学んだ友達が、将来大人になった時、障がいをもった人、そうでない人との隔たりや、偏見がなくなり、本当の意味でのインクルージョンな社会に近づくのではないかと思っています。」と、そしてそれに続き、京ちゃんの思いや親としての思いなどを発言しました。京ちゃんが一人の子どもとして、みんなと学校にいくには、「看護師配置」が必要になります。名古屋市では普通学級で、人工呼吸器を付け医療的ケアを必要とする子どもの看護師配置要望は初めてだということで、いまだに明確な返事はいただけません。
一人でも多くの方の応援をいだくことが、大きな力となりますので、どうか10月9日(日)医療的ケアと学校生活を考える学習会「京ちゃんはみんなと堀田小学校にいきます」に、ご参加・応援をよろしくお願いいたします。
2011年9月11日 林 京香・智宏・有香
名古屋市議会議員さんにも京ちゃんのことを知っていただくため、ご挨拶にいきました。
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医療的ケアと学校生活を考える学習会
『京ちゃんはみんなと堀田小学校にいきます』
1 講演 『人工呼吸器をつけて地域の学校へ~みんな一緒がオモロイやん』
講師 折田 涼 (人工呼吸器をつけた子の親の会「バクバクの会」当事者代表)
折田みどり(同事務局長)
2 報告 『わたしはどんなことにも挑戦したいの。色んなことを学びたい!』
林 京香・林 智宏
講師紹介:折田涼 大阪で、保・小・中・高校と地域の学校に通い、現在自立生活
折田みどり 厚生労働省交渉等、全国で活動
日時 10月9日(日)13:30~16:30 受付13:00~
場所 名古屋市総合社会福祉会館(北区役所内)7階大会議室
(地下鉄名城線「黒川」下車 南300m徒歩5分)
参加費(資料代として)300円
託児 一人500円(保険・おやつ代込)10月2日までに申し込みください。
問合せ harukoi_mk@yahoo.co.jp
主催:名古屋「障害児・者」生活と教育を考える会はるこい ホーム http://minnaissyoniharuyokoi.web.fc2.com/
はるこい広場 http://harukoihiroba.blog99.fc2.com/
共催:人工呼吸器をつけた子の親の会 「バクバクの会」
生活と教育を考える会/西尾・地域で共に生きる会
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