W学園では、新年のお餅つきとぜんざい。パパママもおいしくいただきました。
すこしの時間ですが、「外来を受け持っていらっしゃる」看護師さんに忙しい合間をぬって気管吸引と鼻口吸引をしてもらっています。
京ちゃんは慣れた表情で看護師さんに吸引をしてもらっています。看護師さんも慣れた手つきで積極的に
関わっていただいています。ありがとうございます。
W学園では学園常駐の看護師さんがいらっしゃらないことが気管切開をしていたり、人工呼吸器をつけている子供たちにとっての通園のバリアになっています。市役所の返答は予算不足、人手不足の一点張りで、何十年も
看護師さんの増員はないようです。
重度重複、肢体不自由児の施設だからこそ、あらゆる障害を持った子供たちが集まるのですから、当然、専属の看護師さんがいらっしゃることは必須ではないかとパパは思います。
普通の保育園でも障害児を受け入れる園に看護師さんが配置されているのに、肢体不自由児保育園になぜ専属の看護師さんが配置されないのか・・・・パパママは怒りを通りこして何とかしなければと思います。
母子通園もW学園のいいところだけど、母親が普段の介護から少しだけ解放されて休養できる時間も大事です。母親が休養をとりたいとき、医療的ケア(気管吸引、胃ろう注入など)が必要な子には看護師さんやヘルパーさんが必要です。その子の自立を促すためにも母親が少しだけ離れる時間も必要だと思います。
京ちゃんだけでなく、今後、障害を持った子供たちや親が安心して通園させることのできる施設となるには、看護師さんは必要です。
施設は新しくなり、重度障害児が通園する施設だからこそ、ハード面の充実だけでなくソフト面のさらなる充実が必要です。
それぞれの子供の障害の違い、程度によって、親も望むことが違うのは確かです。
パパママもそれを理解しあうことが大事だと感じています。
人に理解してもらう、理解しあう、説得することって難しいなと最近よく思います。
そんな中でも京ちゃん、初の座位保持椅子「パンダ」。座ると意外と背が伸びたなーという印象。今年、年長さんになります。
椅子に座った京ちゃんの表情はやる気に満ちた感じ。やっぱり勉強するときはストレッチャーより座位保持椅子がいいよう。モチベーションが上がります。