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W学園を通して「名古屋フィルハーモニー交響楽団」の福祉コンサートに招待いただきました。朝から気合いを入れてママとおそろいの服でおしゃれして(cocky:http://www.rakuten.co.jp/cocky-ais/
）、指のネイルはピカピカです。生の演奏は京ちゃんも興奮しっぱなしで、横隔膜をハフハフ、手首はパタパタで大満足だったよう。
ママの話では、去年聞いた時より、京ちゃんの反応がとてもよかったとのこと。１年たって音や目に入るものに感動し、自己表現を身につけてきているのを少しずつ感じます。
パパも演奏を聞きに行きたかったなぁ～。
いろんな絵本を読んでいただいて、京ちゃんもうちとけたところで、医療用の砂（無菌）を水でぬらして泥んこ遊び。普段ベットの上できれいに生活しすぎな京ちゃんですから最初は「えーっっ。大丈夫？」といった顔だったのにやっているうちに手の感触が気に入ったのか脈拍がすーっと下がってリラックスした値に。下のちーちゃんはいつも泥を触ってべたべたで帰ってくるのを考えると、京ちゃんは５歳になるまで泥遊びしたことないなー。子供らしい経験が少なかったんだなーと改めて感じます。
ストレッチャーの足元にぴったりとかぶっているのは、このストレッチャーに合わせてつくってもらった、フルオーダーの京ちゃん専用バックです。
京ちゃんが、寝ている反対側には、小物入れ（サングラスや電気蚊取り線香、シリンジなど）、鼻キューちゃん入れや、生理食塩水、手指消毒用スプレー入れなどもつくりました。
京ちゃんが寝ている側には、吸引がしやすいように吸引水用のカップがすっぽり入る場所を作りました。真中は、テストバックが入っています。
製作は「たいよう義肢」http://www.taiyo-gishi.info/index.html さんに頼みました。担当の方もとても親切。安い買い物ではなかったけど、使いやすさと仕上がり感はさすがプロの技術です。
これでお出掛けもますます快適になりそうです。
「く
ら
やみクンクン遊び！」が今日のテーマ。去年、初めて聞いた時は、一体どんな遊び？！と想像もつきませんでしたが、今年は学園が新しくなったので、さらにバージョンアップ（笑）。まずは、２チームに分かれて暗闇の部屋へ行くチームとブランコ＆トランポリンで遊ぶチームに分かれました。京ちゃんは学園に着くなり、早々と睡眠（汗）していまい、先生の配慮でブランコチームになりました。母が必死におこしても起きないので、半強制的にブランコに乗せられました♪さすがに目が覚めあれれ・・・。広めの板でできたブランコで安定感があり、ユラユラ縦にも横にも自由自在。泣くかな？！との心配をよそに、気持ち良さそうでした。暗闇チームがブランコ部屋に戻り、今度は京ちゃんが暗闇部屋へ！初めてのお部屋はまさに秘密のお部屋でした。中は照明をおとして、癒し系の音楽をかけ、暗闇の中でミラーボールが回り、床や天井にはイルミネーション？スライドショーのように天井ではイラストが映し出され、京ちゃんは天井から吊るされた蛍光ロープでできた空間に入り、天井のミラーに映る自分とご対面。とても幻想的でした。このお部屋は暗闇クンクン遊びの為に造られたお部屋みたいです。次には入れるのは又来年かしら？
今日は視線によるコミュニケーション機器【My Tobii】http://www.tobii.co.jp/japan/application/assistivetechnology/at_lineup_detail/p10.aspx
をレンタルできる日。京ちゃんも、パパママも昨日から楽しみで興奮気味でした。写真に写っているモニターに視線を感知するシステム、WindowsのOSが組み込まれています。視線を固定するだけで（画面を注視するだけで）マウスのクリックの代わりをしてくれます。
パパが感動したのは、それに組み込まれている遊びの種類やコミュニケーションにかかわるプログラムの多様性。
文字盤だけでなく、５歳の京ちゃんが楽しみながら勉強できるゲームがたくさん。まさに手足が自由に動かせない京ちゃんの手足になる１台です。
写真は嵐の写真をネットから入れ込んで楽しんだり（マツジュンばっかり見てました）、木の葉っぱを注視すると「ボヨ～ン」と音が鳴って葉っぱが消えていくゲーム。ドライブをしている画像が出て実際に車に乗ってお出掛けしているような画面も。
【Mｙ Tobii】が１番必要なのは、手足が自由に動かせないハンデをもった２歳ぐらいから小学生くらいまでの年齢の子供だと感じます。でも、日本で子供から使っている方はまだいないとか・・・・
今すぐほしい一品です！！ １７０万円ぐらいだとか。
はたして公費で補装具として出していただけるか？また名古屋市との長い交渉（戦い？）が始まりそうです。
今日のワールドカップ、日本×オランダ（0-1）惜敗だったけど、日本チームの心意気を見習って、京ちゃんの
自由を手に入れたいと思います。