2011-04-01 16:20:32

RESPECT02 SUREFIRE C2/Z2

Theme: リスペクトモデル

個人的に敬意を払いたいと思うモデルをご紹介したいと思います。


RESPECT02 SUREFIRE C2/Z2


日本フラッシュライト制作委員会(仮)-SUREFIRE Z2日本フラッシュライト制作委員会(仮)-SUREFIRE C2


すでに、"LEDが流行っている"という言い方よりは、"LED時代に入った"と言ったほうがよいかもしれませんね。フィラメント時代の最後を飾るにふさわしい高性能なフラッシュライトで一世を風靡したSUREFIRE社も、昨今は存在感が薄れた印象もあります。しかし、その中でも、道具としてのユーザビリティの点で最高峰にあると思うのが、この"コンバットグリップ"を装備したシリーズです。


現行のラインナップはさまざまですが、大きく分けるとクリップのついていないZ2タイプ(Z2、M3、Z2-Sなど)と、クリップのあるC2タイプ(C2、C3、M2、L5など)に分かれます。
『拳銃と一緒に扱うものでしょ?日本じゃいらないじゃん』
というご意見もあるかと思いますが、これがどうして、なかなか使い勝手がいいのです。


皆さんには釈迦に説法のようになってしまいますが、コンバットグリップとはこういうものです。(下記画像の上側2写真)
写真1日本フラッシュライト制作委員会(仮)-SUREFIRE コンバットグリップ 001
このような持ち方ができることで、逆手に握って親指でテールスイッチを押す、という従来の弱点が緩和されています。


特に、帰宅時に駅から家まで、あるいは駐車場から家まで徒歩で帰るようなシチュエーションでは大変便利です。上の写真3のように持ち歩くと、指に引っ掛けるような感じで保持出来るので、単純に楽だというのが一点。そして、下記の写真のように、ちょっと使う場合にも大きく腕を動かす必要がない点もあります。


下記の2枚の写真をご確認ください。コンバットグリップのほうが、腕を動かす範囲が少ないことがわかると思います。
写真2日本フラッシュライト制作委員会(仮)-SUREFIRE コンバットグリップ 003
写真3日本フラッシュライト制作委員会(仮)-SUREFIRE コンバットグリップ 002
写真3の左側は通常のフラッシュライトの構え方、右は少し変則的なみぞおちの前あたりで構えたものです。どちらも、必要に迫られた時には問題はないのですが、日常生活の中では少し動作が大きくなり、不便な感じもあります。


また、写真1の右下、写真2の右端のようにあらかじめ持っていれば、ほとんど腕を動かす必要はありません。通常のコンバットグリップより不安定なので、個人的には好みませんが、こちらのほうが好みだという人もいますね。


最近では、(SUREFIREの特許を回避しながら)同様の握り方をするライトが各社から多く出ています。また、もっとテールスイッチに近い位置に指掛けを設けたシガーグリップ(注射器持ち)のライトも、枚挙にいとまがないほどです。
それらを考慮すると、この握り方がどれほど懐中電灯の歴史に影響したかがわかると思います。


コンバットグリップのライトは、フラッシュライトの基本である逆手握りはもちろん、常時点灯の場合の順て握りでも段差に指をかける事ができるので安心です。シガーグリップができるライトも、コンバットグリップができるライトも持っていない、という方は少ないかもしれませんが、もしいらっしゃればせひ試していただきたいですね。


現状、コンバットグリップができる1CR123Aライトはありません。コンバットグリップをするにはスイッチから指掛けまでに距離が必要になるからです。これを今開発中の1CR123Aタイプで実現したいのですが…やはりなかなか難しいですね。

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2011-03-31 16:35:29

RESPECT01 NITECORE IFE1/IFE2/IFD2

Theme: リスペクトモデル

リスペクトという日本語、大変便利ですね。尊敬すると書くと大袈裟ですが、敬意を払うというレベルの表現にぴったりです。


RESPECT01 NITECORE IFE1/IFE2/IFD2


日本フラッシュライト制作委員会(仮)-NITECORE IFE1日本フラッシュライト制作委員会(仮)-NITECORE IFD2


ベストライトオブザイヤーがもしあれば、間違いなく2010年の候補になる商品がNITECORE INFLUXシリーズのIFE1/IFD2だと思います。
特筆すべきは、リング式無段階調光です。テールスイッチで短いON/OFを繰り返したり、ヘッドパートを左右にひねったり、あるいはその合わせ技で行っていた従来の方法に比べ、スマートで直感的に操作が出来ます。同様の方法は、SUREFIRE社のU2をふくめ何年も前から存在していましたが、驚くほどの価格の割にライトとしての派手さがなく、普及はしませんでした。INFLUXシリーズは無段階調光によるユーザーの自由度の高さ、魅力的な光量、低価格・高品質の両立、優れたデザインなどの各要素から、スマッシュヒットとなりました。


IFE1のリング調光の最大の魅力は、低出力側の微調整ができること。真夜中に目が覚めた時など、一般的な10lm以下のLOWモードでも明るすぎたりします。その場合にもIFE1のリング調光ならば、ごく暗いモードで点灯出来ます(※)。野外で行動する時も、無段階調光ゆえに最適な明るさで点灯出来ます。
一方で、リング調光ゆえの弱点も同時に感じます。まず、LOWモードからHIモードへの変更が難しい点です。両手で操作するか、片手で行う場合にはテールスイッチに指をかけた状態からでは出来ず、持ち替えを行う必要があります。また、リングの固定はスタンバイ位置でしか出来ないため、ポケットの中でいつの間にか多少回っている事が頻繁にあります。
どちらも一般人の使用範囲では実質的なデメリットではありませんが、メーカーでもこのライトは「タクティカル」扱いではないようです。


※販売店ホームページではあまり暗くはできないような書かれ方をしていますが、個体差も大きいようです。私の所有するモデルは十分に暗く点灯します。その分、最大光量側が足りていない可能性はありますね。


個人的にはあまり重要視しませんが、表面の質感は素晴らしいものがあります。高級感という意味では、SUREFIRE社を上回っています。反面、摩耗に対する強さはやはりSUREFIRE社のHA-IIIのほうが強いように感じます。ただ、アルミのハードアナダイズドは使えば必ず剥がれるものですから、個人的にはあまり重要視しません。


その他にも長所・短所はありますが、明るさや使い勝手、プロダクトとしての魅力など、高いレベルでバランスが良いと思います。10点満点で採点すれば、9点以上は確実な商品かも知れません。より高性能な(光量の多い)後続商品も世に出ていますが、電池の能力を考慮すればそこまでの光量が妥当かどうか疑問です。個人的にはIFE1を愛用していますが、商品の性格的にIFE2またはIFD2のほうが活躍する機会が多いかもしれませんね。


取扱店(正規代理店)PRO LIGHT JAPAN社
勝手に画像をお借りしているので、お詫びにリンクを貼らせていただきます。アフィリエイト等ではありませんので、お気軽に見てみてください。

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2011-03-30 18:11:25

基本設計。

Theme: 1×CR123Aモデルについて

今日は、現在企画中のCR123A機についてご紹介したいと思います。
早速スペックからご紹介しましょう。
(と言うほど大それたものではないですが…)


●全体のコンセプト

基本的にはCR123AまたはLi-Ion16340を1本使用します。
災害時に備えて普段から持ち歩く他、犯罪等にも対処出来るタクティカルユースを加味したいと思います。


コンセプトとしてはHDS Systems Inc 社のEDCに似ているかもしれません。大きな違いは私のコンセプトではより機械的な性能・耐久性を追求する反面、高度な電子制御を行わないことでしょうか。個人的な考えではとっさの際にはシンプルなものほど役に立つと考えています。


日本フラッシュライト制作委員会(仮)



●ボディ設定

  • 最大全長110mm、直径25.4mmを想定。全長が長くなる事については操作性と信頼性のために妥協します。
  • 通常のシガーグリップよりも、SUREFIRE社のコンバットグリップに近い取り回しを想定したい。(要パテント回避)
  • 他社アクセサリと互換性をとるため、ヘッド25.4mm(1インチ)を厳守。
  • できれば50m、素潜りに対応出来るレベルの防水性。(ただしこれはボディサイズが大幅UPします)
  • 必要充分な範囲での耐衝撃性能。
  • 可能な限りシンプルな部品構成。
  • (少なくとも初期生産型は)チタンボディの予定です。
  • 可能な限りコンバータ/エミッタをドロップインモジュール化。

●配光/モード設定

  • 3モード程度、隠しでSOSか。現時点ではストロボは不要
  • 3モードの場合、1lm-20lm-200lm前後。
  • 調光の手順は別途検討
  • (コスト上実現しづらいが)リング調光の場合、100lm程度までをリング調光とし、MAXは別とする。
  • 用途を考慮して、細目のスポットと周辺光。基本的には野外を想定。
  • こまかな電池判別などは行わず、電圧が足りていれば点く、足りなければ暗いでOK

●その他、雑記

正直に言って、日本製だけでまとめることは難しそうです。
例えばリフレクタやコンバータなどの部品一つとっても、日本ではまともなものは揃わないか、大変高価になる可能性が高いからです。
ある程度海外のパーツを使用しつつ、戦闘機のライセンス国産のように経験値をためていくしかないかもしれませんね。


コンバータをドロップイン化するのは重要なポイントだと考えています。ボディの進化に比較して、LEDの進化は大変速度が早く、LEDの進化のたびにボディごと買い替えるのは理不尽でしょう。放熱の問題があるとはいえ、なんとかしてクリアしたい課題です。


その他、発展性もいろいろ考えてみたいですね。ボディの交換で電池の使い分けが出来たり、リング調光モジュールなどを後付け出来たら面白いですよね。ベゼルリング、クリップ、フィンガーレストなどは個人の好みが大きく分かれるところですので、これらのアフターパーツも充実させたいところです。ただ、こういうものはコストや規格の問題があるので、しばらく後からの対応になるでしょうね。



この企画は現在進行形で、はやければ年内にも実現したいですね…(かなり厳しいですが)。ですのでご意見や単純なご要望があれば、ぜひコメントくださいね、

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2011-03-23 03:48:14

フラッシュライトのSOSに意味はあるか。

Theme: その他の考察
震災救助の疑問 救助の順番は? 「SOS」と書く効果は?
東北関東大震災関連のニュースを見ていて、ふと抱く「なぜ?」の疑問に、K&T防災研究所所長の森田武さん..........≪続きを読む≫

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高性能な懐中電灯(以下、フラッシュライト)には、SOSモードがついている事があります。優先順位はあまり高くなく、ものによってはついていない事もありますが…。

点灯パターンは

短・短・短 (間) 長・長・長 (間) 短・短・短 (間)(間)

の繰り返しで、早い話がモールス信号でS・O・Sと送っている訳です。


ちょっと脱線してしまいますが、国際的な取り決めで、「3」の繰り返しや正三角形はSOS信号とされています。例えば・・・

・正三角形になるように置かれた3つのたき火
・ピーッ・ピーッ・ピーッという笛の繰り返し
・砂浜に描かれた大きな三角形

これらは例えばどこかに漂着した場合や山での遭難には有効かもしれませんね。


さて、話を戻します。
あなたは懐中電灯を手にしたまま、なんらかの遭難をしたとします。
山でもいいし、海でもいい。
この場合、フラッシュライトのSOSは役に立つのでしょうか。

結論から言うと、どうも微妙なのです。

・一晩中SOSを発信し続ける
  →電池の消耗、サバイバルの長期化を考えると難しい
・捜索に来た相手に発光して存在を知らしめる
  →単純な光やストロボでも十分
・捜索隊ではない一般人にSOSを見つけてもらう
  →一般人はモールスを理解しない

東北関東大震災では、瓦礫の下での救助が多くありましたが、
このようなケースでもライトによるSOS発信は難しいでしょうね。

と、具体的に考えていくとSOS信号がフラッシュライトについている必要はないのかもしれません。

ただ、フラッシュライトのSOSは、その他のモードに比べると操作手順が長くても大きな問題がありません。そう考えるとおまけでついていても問題はない、のかな?

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2011-03-22 16:27:16

コンセプトの違い。

Theme: 基本的なコンセプト

自分の考えをまとめたいので、もうしばらく漠然としたお話におつき合いください。


懐中電灯は、コンセプトの違いにより、いくつかのカテゴリ分けが出来ます。もっとも、それはきっちりとした分かれ方ではなく、漠然としたものすが…。


●日常使い(EDC)

  • 実用的には、30lm程度で十分
  • 片手での操作は必須、片手での取り出しも重要
  • クリップやキーチェーンでの携帯を考慮する必要性がある
  • 充電池での運用が主体
  • サイズは小さい方が良く、操作性よりも携帯性が優先される
  • 耐久性の高い締め込みスイッチの方がよい

まずは、日常使いのうち、業務を伴わない使途を想定したものです。例えば駐車場や玄関で鍵穴を照らす、会社を最後に出る時に全ての電気を消してから玄関までの移動に使用するなどです。懐中電灯に要求される水準が低く、悪く言ってしまえば100円ショップのものでも代用出来るでしょう。あまり特徴的なコンセプトはなく、強いて言えば電池(充電池メイン)やサイズ(小さいほどよい)などの制約がある程度でしょうか。使用機会が多くて、使用期間も長くなる事を考えると、締め込み式スイッチの方が結果的には使いよいかもしれません。


現状で理想的な商品の一角として、"ITP EOS A3"をあげておきましょう。小型軽量で、キーチェーンとクリップを装備しており、とりあえず片手で点灯します。

日本フラッシュライト制作委員会(仮)-ITP EOS A3


●アウトドア

  • 多彩な明るさとSOSモードなど、多くの機能が欲しい
  • 反面、操作が冗長になる事には許容範囲が広い
  • 最低でも一晩、30lm程度以上の光が続くことが望ましい。
  • 必要とされる明るさは最大100lm程度あれば十分
  • 防水性能は必須。
  • 遠射性能と手元を広く照らす配光の両立が求められる
  • 充電電池での運用は「できればあったほうがいい」程度

アウトドアも、いくつかの条件で要求性能が変わります。例えばオートキャンパーが使用する範囲では、サイズは大きくても良く、充電池での運用や広い配光が望ましいでしょう。しかし本格的に登山をするとなれば、サイズや重量が小さい事、リチウムバッテリーでの運用が大きな要素になってきます。


アルカリやニッケル水素充電池では低温で使えなくなる可能性があり、リチウム電池を想定するならば、単三サイズよりもCR123Aサイズの方がコスト面で有利になるでしょう。比較的低出力で長時間点灯しますから、充電電池に深刻なダメージを与える可能性も考慮すべきです。


また、実際の軍用ライトも、このカテゴリの延長線上にあると思います。密林や砂漠、廃墟などで、こうこうとライトをつけて移動する事は考えにくいからです。屋内や塹壕への突入を考慮するなら、それはタクティカルライトのカテゴリになるでしょう。


現状、比較的最適なライトとして、"NITECORE IFD2"を挙げておきます。リング調光は片手での操作は難しいのですが、明るさの調整という意味では十分、一般的な充電池も使用できます。

日本フラッシュライト制作委員会(仮)-NITECORE IFD2
良い画像がなくPro Light Japan社からお借りしました。
個人的にもお世話になっていますが、よいお店ですのでオススメです。

●タクティカル

  • スイッチオンでHi、またはストロボでスタートできる
  • 相手やモノを叩く、殴るという行為を想定する
  • クイックドロウを考慮する必要がある
  • 強いスポットをもつ

理想的なタクティカルライトは、Hiモードのみでしょう。点灯したらLowモードでした、というのは許されないはずです。また、とっさの操作は力の加減が難しく、クリックミスなどを起こす可能性もあります。そのため一般的なクリックスイッチではなく、SUREFIRE社の加圧式スイッチのほうが向いていると言えます。相手やモノに打撃を与える特徴から、レンズやボディ自体も半消耗品として考える必要があるかもしれません。


結果的に、タクティカルライトは日常生活での使用には向きません。市場に出回っているタクティカルライトは、多くが「タクティカル風」であると言えます。ただ、FENIX LD10などは、多モードではありますが、ヘッドを閉め込んだ状態では限りなくタクティカルですね。


現時点で理想的なタクティカルライトを挙げるとすれば、SUREFIRE 6P、Z2、C2などのライト(またはそのLEDモデル)でしょう。1モード、堅牢なボディ、特徴的なスイッチ、各部パーツの充実性など、文句のない性能を満たしています。銃と組み合わせた運用を考慮しないなら6P、考慮しクリップを必要としないならZ2、必要とする場合はC2など、それぞれの魅力があります。

日本フラッシュライト制作委員会(仮)-surefire z2-s

●防災用

  • 基本的な性能の傾向はアウトドアに似る
  • 重要なのは電池。
    長期保存、支給品との相性、充電の可否など
  • 長時間点灯出来るLow性能
  • 極めて簡単な操作性

防災用のライトも、要求される内容が大きく偏っています。とにかく点灯することが重要で、ライトが何かという問題よりも電池が生きているかどうかがまず考慮されます。マンガン電池やアルカリ電池では、いつのまにか使えなくなるケースが多く、リチウム電池が有望です。そう考えると、安価なCR123Aや、比較的入手がしやすい単三リチウム電池をメインに考えていきたいところですが、単一、単二も「使えるにこした事はない」のです。というのは、支援物資として単一、単二の電池が支給される可能性があるからです。


しかし個人的には、防災用のライトは1AA、単三1本のライトで十分だと思います。大型で重い単一懐中電灯では、家族分を用意することが出来ないでしょう。災害の際に、3~5人の一家に懐中電灯が1つではいかにも不便です。今のLEDライトは、単三1本、5lmという条件であれば三泊分(36時間)は点灯出来ますから、それを複数持つ方が賢明だと思います。条件が悪ければ、1本ずつ使えばいいだけですから。



以上、実用性を中心にまとめてみました。これらはあまり派手さを考慮していないので、一般的な消費者の好みを考慮する必要はあるでしょう。

  • 遠距離性能をもとめる
  • 明るさ(MAX値)を求める
  • 単三、エネループ、2本使用
  • フォワードクリッキースイッチ
  • タクティカルな要素
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2011-03-21 19:21:52

全体のコンセプト

Theme: 基本的なコンセプト

コンセプトをまとめるため、皆さん既知かもしれませんが、少しまとめたいと思います。


LEDライトのコンセプトを考えていくとき、必ず問題になるのが『光量』と『電池』です。光量を大きくしようとすれば必然的に電池も大きく、パワーのあるリチウム系の電池を選択せざるを得ません。また、光量にともなって発熱も増え、ボディサイズにも影響してきます。


例えば、販売するうえで人気のある1AA(単三)電池一本のライトを考える場合、200lmという光量を出す事は難しくなります。一瞬その光量を取り出す事は出来るかもしれませんが、バッテリーの放電能力の低さから、数分ももたないでしょう。


また、パワーのあるCR123Aについても同様です。CR123A1本で、200lmを出すのはそれほど難しくありません。40~50分ほどのランタイムであれば、十分維持出来るでしょう。しかし、今度はボディサイズによる放熱の問題が上がってきます。CR123Aで大光量というのは、可能ではあっても現実的ではないのかもしれません。


さらに、充電池の使用をどこまで考慮するかという問題もあります。充電池は複数で使用すると、ある1つの電池に負荷をかけてしまい、使い物にならなくなる可能性があるのです。それだけならいいのですが、可燃性ガスの放出により破裂や火災の危険性も産んでしまいます。特に、あまり電池に対する知識が少ない客層と思われる、2AAのライトには注意が必要でしょう。


そう考えていくと、必要なラインナップはある程度限られてきます。


●1AAA

日本フラッシュライト政策委員会(仮)

※キーホルダー、ポケットへ直接入れることが多いのではないか。

  • 小型/軽量であること、優美なデザインが好まれる可能性大
  • クリックスイッチは不要
  • Low3~5lm、Mid約30lmで十分。Hiモードはなくてもよいが、設定するなら80lm前後

●1AA

日本フラッシュライト政策委員会(仮)

※タクティカル運用を考慮したい人が増えるクラス

  • 理想では Hi80lm Mid30lm Low5lm がよいかと思うが
  • 販売上は MAX140lm Hi80lm Mid30lm Low5lm ストロボ あたりになるか
  • サイズは全長100mm、直径22mm前後
  • クリックスイッチ必須

●1CR123A

日本フラッシュライト政策委員会(仮)

※本格的なEDC。タクティカル運用が前提になるか。

  • Hi200lm Mid30lm Low5lm?
  • 極端に小柄なものを目指すのではなく、ある程度のサイズで操作性を確保。
  • スイッチの運用に高い工夫が必要。

●2CR123A または 1Li-Ion18650

日本フラッシュライト政策委員会(仮)日本フラッシュライト政策委員会(仮)

※一般的なEDCサイズの上限。EDCというより、業務用に近い運用か。

  • 小)コンパクトにまとめ、携帯性を向上。上限200lm程度で良い
  • 大)ターボヘッドを装備、1時間程度保つ範囲で明るさを求める
  • スイッチの運用を妨げない範囲でバースト、ストロボを考慮。

●4CR123A または 2Li-Ion18650

日本フラッシュライト政策委員会(仮)

※完全に業務用サイズ。ある意味「技術実証機」相当。

  • 大型のターボヘッドで遠射性を重視。
  • 正直、通常の運用での役割が見えない1000lmクラスを想定か。

上記は、「1シリーズでラインナップを揃えるなら」という想定なので、全てをラインナップするかどうかは不明です。

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