無為無策で放置していたのではなく、各所交渉は進めていたのですが…各部パーツの擦り合わせが難しいですね。
そして、やはり最大の難関は回路です。
思ったほど高効率の回路を組めるところが少ない点、そしてその回路のお値段が…。今のところ、メーカーとしてはかなり致命的な金額になってしまいます。Nitecore IFE1の無段階調光回路はすごいよ、コストパフォーマンス的に…。もうしばらく交渉&メーカー探しを続けたいと思いますが、どうなることやら。楽しみにしていただいている方は、どうか気長にお待ちくださいね。
機会を得て、知り合いのマニアと野外照射会を行いました。
山奥のちょっとした場所で行ったのですが、有意義な経験をしました。
特に、以前より興味があったSUREFIREの大型TIRレンズを試せたのは良かったですね。光量自体は飛び抜けているという訳ではないそうですが、スポットへの配分が多いので遠距離では見やすいライトです。
印象に残ったライトを挙げて行くと…。
SUREFIRE M3X
長い! M3LTに比べると汎用的な配光。遠射ではM3LTの方が見やすいですね。スポットが細いので、遠距離では見える範囲が狭いのがその理由。
SUREFIRE M3LT
案外使いやすい超スポット系ライト。周辺光がほとんどないため、遠距離での照射でも周辺光の反射が邪魔にならないのが良。
SUREFIRE AZ2
やはりLowの4灯は良い。Highの配光に多少使いにくさがあるが、Low-Highの切り替えなど、道具としての使い勝手は最高クラス。
LUMINTOP TD15X
旬のライトですね。質感などはよく個人的には十分以上。M3Xの倍に近いスポットサイズで、遠距離は苦手(もちろん、それでもIFE1クラスよりは良い)ですが中距離の明るさ感はかなりのもの。ただ、操作方法が多少冗長ですね。
HDS EDC Clicky 170N Executive
やはり、サイズ、配光などバランスをふまえた上での使いやすさはピカイチ。弱点は、電子スイッチの連続クリックは操作感がよろしくないこと程度。
SUREFIRE 旧A2
今見ると明るさは物足りないですが、さすがキセノン、よく集光しており使えない訳ではありません。Lowはなんとか移動できる明るさですが、AZ2を見た後だとムラは目立ちますね。
上記をふまえて、やはりA2系の「多灯式HighLow切替」は良いですね。
初期製品では無理ですが、いつか開発&採用したいものです。
パテントはどうなっているんでしょう、SUREFIRE以外から似た製品がでていたから大丈夫かな?
私の所有しないライトを貸していただいた知人達に感謝。