総合・教科外活動・実践交流/教科外指導
毎時間の「起立・礼」は必要か
法則化サークル伊予フリーウェイ 岩本雅子
新採時代、私は毎時間、子どもたちに「起立・礼」をさせていた。どのクラスでもやっていたので、そういうものかと思い、「起立・礼」をさせる意味すら考えたことがなかった。
ところが、新居浜教育教育サークルで、「起立・礼」をさせていない先生が3人いることを知った。しかし、実際にその様子を見たわけではなく、イメージもつかめなかった。
「起立・礼」は、1日の始めと終わり、そして専科の先生の授業の時だけでよい。 |
この考えは、正しいのだろうか。
私も試しに、毎時間の「起立・礼」をやめてみた。その結果、次のような効果がわかった。
1.子どもたちが、チャイムの合図を守るようになった。 2.チャイムの合図で生まれた緊張感が、そのまま授業に流れるようになった。 |
それまでのチャイムは、「起立・礼」をさせるための合図でしかなかった。
「起立・礼」をするだけでも、時間がかかった。決まって1人、2人は立っていなかったり、姿勢が悪かったりで、1人直せばまた別の1人が崩れ、というありさまだった。時間と労力の無駄だった。
ところが「起立・礼」がなくなると、チャイムの合図で、即授業が始められる。ここで、無言のルールが徹底する。教師が都合で遅れても、教科書を読んで待つ雰囲気ができている。(教師が遅れることはあってはならないが、やむを得ない時もある。)
チャイムで生まれた緊張感を持続させるためにも、毎時間の「起立・礼」は必要ない。 |
ということがわかった。
戻る トップ「教師になろう」へ メールはこちらへ
インターネットランド TOSS豊橋
− (C)TOSS 夏目雅子 All right reserved. −
TOSS(登録商標第4324345号)、インターネットランド(登録商標4468327号)
---このサイト及びすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。---
リンクについてもお問い合せください。