FILE160:「笑うイグノーベル賞SP 衝撃映像EXPO編」
2011年9月22日放送
FILE160の再放送は未定です。
NHKオンデマンドで配信中。
伊集院光、渡辺茂(生物心理学)
“マネできないしマネすべきでない”“笑えて、考えさせられる研究”に与えられ、裏ノーベル賞とも言われる『イグノーベル賞』を、2週にわたって大特集!今月29日にハーバード大学で2011年の受賞研究が発表されるのを前に、世界中から集めた仰天研究や爆笑発明品の数々を一挙紹介する。
アメリカの心理学者が行った「黒板を引っかく音は本当に嫌なのか実験」。発泡スチロールをこすり合わせる音など“身の毛のよだつ音”をコレクション、被験者に聞かせてどの音が最も嫌がられるか調査した。ワースト1に選ばれた音は、実はある動物のある声にそっくりだった!?そこから見えてきた人類の進化の痕跡とは?
そのほか、100年越しの世界一気長な実験や、「水の中とシロップの中、どちらが速く泳げるか」実験、「へそゴマ」の5000人調査、SEX中の男女のMRI撮影、不死身のスーツの開発などなど、奇想天外、抱腹絶倒の研究が続々登場する。
ゲストは、当番組のヘビーウォッチャーで自称“爆問学問学”の第一人者・伊集院光と、「ピカソとモネを見分けるハト」の研究で95年にイグノーベル賞を受賞、2年前に番組にも出演した渡辺茂慶應義塾大学教授。
人はなぜこんな研究にとりつかれてしまうのか?まさに「大笑いしながらも深く考えさせられてしまう」2本シリーズ。科学の真髄を知るにはイグ・ノーベル賞を知れ?!
ゲスト
伊集院光(いじゅういんひかる)
タレント。1967年東京生まれ。
NHK BSプレミアム『カシャッと一句!フォト575』の司会を務めるなどタレント、ラジオパーソナリティーとして活躍するほか、エッセイの執筆、オリジナルDVDシリーズの企画・演出・構成・主演など、その活動は多岐にわたる。
渡辺茂(わたなべしげる)
慶應義塾大学文学部人間関係学系教授。
1947年東京生まれ。
慶應義塾大学文学部心理学専攻卒。1995年イグノーベル賞受賞(「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞)。著書に「ハトがわかればヒトがみえる」「ヒト型脳とハト型脳」など。
井上喜久子(いのうえきくこ)
声優、ナレーター。
2011年度の『爆問学問』ナレーターを担当。
2010年声優アワードで助演女優賞を受賞。
代表的な出演作は『キャプテン翼』(大空翼)、『らんま1/2』(天道かすみ)、『ああっ女神さまっ』(ベルダンディー)など多数。
今回の対戦内容
/爆笑問題
太田:でもさ、おそらくこれ「くだらない研究だな」っていうところから、でも本当の研究もそうじゃん。例えばメンデルのエンドウ豆のやつだってさ、あんな当時は多分、「バカなこと調べているなあ」だったはずなんだよ。このシワのある豆とシワのない豆が、これどういう関係でこう現れるんだろうなんていうのはさ、誰もそんなこと、エンドウマメで気にしちゃいないよっていう。メンデルって教会の牧師か何かなんだよね。ただの興味でやっていたの、この発生率みたいなことを。そうするとそこに「あれ?法則があるぞ」っていうことから、もう大発見につながるわけじゃない。「ばかだよ、あいつあんなこと調べて」っていうところだったはずなんだよね。
渡辺:メンデルのも発表した当時は全然誰も気にしなくて、再発見なんですね死んだ後にね。だから非常に先駆的な仕事っていうのは、その時は分からないって結構あるんですね。あとで再発見されて非常に有名になった。
伊集院:今だったら、そういういろんなことが遺伝上に起こるのは遺伝子のせいだ、当たり前だよってみんな言うから、何年後かに「センサーは鳩使うに決まってるだろ」って言う可能性はありますよね。「え?鳩使ってないやつなんかあるの?」っていう(笑)
先生の対戦感想
〜 FILE161に掲載予定 〜
爆笑問題の対戦感想
〜 FILE161に掲載予定 〜
ディレクター観戦後記
〜 FILE161に掲載予定 〜
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