「西宮競輪」「甲子園競輪」の主たる記念レーサーを教えて下さい。

リクエストありがとうございます。
いつも他の回答者さんのフォローみたいになって申しわけありません。
貧乏ヒマなしの零細企業経営者で，一定の時間に知恵袋チェックできないもので・・・

さて，西甲の記念ということですが，幸いにも詳細は先の回答者さんが載せていただいているので，せっかくなので主要選手をピックアップしておきます。

松本勝明・・・デビュー前，京都競馬場に遊びに行ったときに，たまたま後ろにいたお客さんが西宮競輪の話をしているのを聞いて競輪の存在を知り（当時競輪は発足したばかりで，ベンチャービジネスみたいな存在だった），翌日には西宮競輪へ行って車券を当て競輪の面白さを知ったという。デビュー後は抜群の勝率・連対率をほこり，現役時代の通算１３４１勝はもちろん歴代１位の記録。競輪の神様と称される。

白鳥伸雄・・・この人が川崎オールスターで優勝した頃が競輪の全盛期と言われ，このオールスターの最終日には白鳥らスター選手観たさに大勢の観衆が押し寄せ，，バンクの内側まで観衆がなだれこむという事件が発生。通算８２０勝を挙げ，輪聖と称される。

高原永伍・・・ジャンから先行して１周半を丸丸逃げ切るという，当時では考えられないスピード先行で他者を圧倒した怪物（いや快物というほうが相応しい）。特別タイトル１１回という大記録のほか，４７レース連続連対という空前絶後ともいえる記録を持つ現代スピード競輪の始祖。逃げの神様と称される。

平間誠記・・・高原永伍の天敵（当時は地区でラインを組むことはなかった）。高原とは対照的に，卓越したダッシュとスピードを武器に数々のタイトルを獲得。一時は無類の強さを誇ったが，練習中に不慮の事故に遭い，３１歳の若さで逝去。ツボにはまった時の強さは驚異的で，今もなお，この人を史上最強の選手と評価する声が多い。

亀川修一・・・兵庫きってのスター選手。スプリント界では中野浩一とも凌ぎを削ったスピードランナー。西宮記念では大活躍を見せた。

伊藤豊明・・・世紀の番手マクリ事件で名を馳せた，愛媛のスーパースター。当時愛媛の選手層は薄く，単騎のレースを強いられることも多かったことから，やむをえず奇襲戦法を実行するようになり，ゲリラ戦法の始祖とも呼ばれる。

尾崎雅彦・・・中野・井上のゴールデンコンビに真っ向から挑んだ功労者。時代が違っていればタイトルを量産できただろうと言われる実力者。若い頃には輪界のプリンス，ベテランになってからはギャンブルレーサーで 『クレーターのおじさん』 と称される。引退後は仏門に入ったと言われているが，現在の素性については不詳。

菅田順和・・・アマチュア時代から大いに騒がれ，鳴り物入りでデビュー。コンコルドの異名を持ちオールスターを制覇。仙台市若林区在住で，震災では大きな被害を受けたが，今なおＡ級３班で奮闘。その姿には心を打たれるものがある。昨日の青森５レースで２着に食い込み，２車単８万円台の大穴をあけた。

参考資料：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E8%BC%AA%E9%81%B8%E6%89%8B%E...

参考映像：http://www.nicozon.net/watch/sm3531285