NHK秋田県のニュース　秋田放送局

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消防士　はねた女児を救助せず

　湯沢市で、消防士が車を運転中、交差点で小学生の女の子をはね、救助せずにその場を離れていたとして、ひき逃げの疑いで警察から事情を聞かれていたことがわかりました。
　湯沢雄勝広域消防本部によりますと、羽後町の羽後分署に勤める１９歳の男性消防士が、８月２９日の夕方、湯沢市の交差点で、横断歩道を渡っていた小学４年生の女の子をはね、女の子が右足に軽いけがをしたということです。
　消防士は１５メートルほど先で車を止め、女の子を助けようとしましたが、姿が見えなかったため、その場を離れたということです。　その後、警察が事故の捜査をしていることを知った消防士が警察に申し出て、ひき逃げの疑いで任意で事情を聞かれたということです。
　湯沢雄勝広域消防本部は、「本人に逃げるつもりはなかったということだが、その場ですぐ警察に届け出るべきだった。職員には、あらためて事故の際の適切な対応と、安全運転を呼びかけている」と話しています。

10月01日　12時52分

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