2011-10-01 23:32:56 テーマ:ブログ

安心・安全な近隣、地域とは

テレビのワイドショーを騒がせた凶悪事件の容疑者逮捕は、防犯カメラの重要性を切に物語っている。

市橋容疑者、近く殺人容疑で再逮捕
 千葉県市川市のマンションで、英会話学校講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が見つかった事件で、市橋達也容疑者(30)(死体遺棄容疑で逮捕)がマンション自室にリンゼイさんと一緒に入ってから遺体が発見されるまでの間、2人以外に部屋に入った形跡がないことが29日、捜査関係者への取材でわかった。
(11月30日 読売新聞)

千葉大生殺害、ATM画像は自分…別の強盗容疑者
 千葉県松戸市のマンションで千葉大園芸学部4年荻野友花里さん(21)が殺害され放火された事件で、現金自動預け払い機(ATM)の防犯カメラに映っていた姿と酷似している男(48 =別の強盗事件で逮捕)が「画像は自分だ」と供述していることが30日、捜査関係者への取材でわかった。
(11月30日 読売新聞)


 イギリス人英会話講師を殺害、その遺体を遺棄したとされる市橋達也容疑者は2年あまりに及ぶ逃亡の末に逮捕されたが、市橋容疑者が住むマンションに設置された防犯カメラから同容疑者の自室に出入りした者は他に存在しないことが確定的となった。

 同じく千葉県内のマンションで女子大生が殺害され放火された事件は、その手口の残忍さと被害に遭った悲運さから世間の耳目を集めているが、こちらも被害者のキャッシュカードでATMから現金を引き出した際に収録された容疑者の映像が決め手となり、間もなく事件の全容が解き明かされようとしている。

 島根県で行方不明となり、その後、バラバラにされた遺体が山中で発見された女子大生殺害事件についても、街中の防犯カメラに収録された映像が被害者の行動や犯行時刻を割り出す上で大きなチカラを発揮している。


 あれは東京・新宿の歌舞伎町であったが、この界隈に防犯カメラを設置する構想が持ち上がった時、やれ「監視社会の到来」だのと難癖をつけて街の防犯強化を阻もうとする動きがあったことを思い出す。
 しかし、ある事件で容疑者にされかかった方に話を聞く機会があったが、取り調べで事件当日の行動を尋ねられ「新宿の歌舞伎町界隈にいた」旨を供述すると、刑事たちは「街の防犯カメラを確認すれば分かること」と言って実際に収録映像を確認することをほのめかしたという。

 その後、収録映像を警察が精査した結果、その方のアリバイが証明されたが、なるほど防犯カメラは単に容疑者を特定・摘発するのみならず、人一人の行動を証明して犯人にされかかった者を救う役割をも担うものだと思わされた。

 そこへ来るとマスコミをはじめ、街中での防犯カメラ設置に否定的な見解を示した者らは、いかに犯罪を起こそうとする犯罪者予備軍の暗躍を容易にしようとした企みであることが分かる。

 それが私有物であれ公共の場であれ、防犯カメラの設置は公(おおやけ)の利益に寄与することこそあれ、人々の権利を侵害するはずはないのである。

 およそ基本的自由と人権が保障された日本社会において、やたら「監視社会」だの「ファシズム」だの、そういった文言を多用する者に限って、実は犯罪者の跋扈という社会不安をテコに自らが望む弾圧と暗黒の社会招来を目論む共産主義者の左翼体質がいかんなく潜んでいると見なければなるまい。
(09年12月のもの)


$「日本人解放・特区」創設委員会
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト