「涼宮ハルヒ」シリーズは非常に息の長い作品だと思うのですが、人気の秘訣は一番どこにあると思いますか?
- ハルヒってインパクトがあって、パワフルで変わった女の子に見えるけれど、実は身近にいる存在なのかなって私は思っています。というのも、学生時代とか、必ず誰しも思ったことがあるんじゃないかということをストレートに言葉にする子なんです。宇宙人に会いたい、こんなことが起きればいいのに、、、と。ひょっとして、ハルヒは私達の中にもいるんじゃないかなと思います。それが共感のポイントだったり、こんな風になってみたいと憧れる秘訣なんじゃないかと思っています。
2006年の第1シリーズからここまでの5年間、普通のアニメシリーズとしては、長いスパンで演じられていると思うんですけど、平野さんにとって「涼宮ハルヒ」はどういった存在ですか?
- そうですね。やはり確実に私の代表作なので、ハルヒを演じられなかったら、今の私は無いと思います。私自身演じていて、どの役もすごく思い入れがあるのですけど、ハルヒは距離感がすごく近かったんですよ。自分自身と役の距離っていうのがすごく近くて、重ねられる部分も多かったので、演じやすいキャラクターだったと思います。