雛人形「みかわ工房」の代表、藤原了児のプロフィール

moji.jpg  みかわ工房のトップに戻る                        作者、藤原了児のプロフィール

雛人形「みかわ工房」のスタッフは、三〜四人の身内による工房です。
私(藤原了児)が企画を起こし、年間の展示計画や、お雛様の種類を決めて、春から作り始めています。
染色の清家文香さんは、時々着てお雛様に使う布を染めたり、オーダーメイド布を手描き彩色したりしています。
ご入金の確認や、発送の際の手紙を書くのは、私の妻の仕事で会計全般をやっています。このほかに妻は、自宅のアトリエで30人ほどの子供に「遊びを主体にした絵画教室」もやっています。
妻の妹は、発送と雛人形を仕上げる際の助手をやってくれています。自宅で音楽(ピアノ)教室もやっています。
もう一人佐藤さんは、妻の知り合いで、雛人形のサポートや布の助手をしてくれています。

私が生まれ育ったのは、熊本県の北部に位置する緩やかな野山が広がる地域で、家の周りは畑や竹林が広がり、竹林を抜けると一面の水田があり、その先に小さい川が流れている所でした。

5人兄弟でしたが、上の兄弟と年が離れていた事もあって一人で野山に入ったり、川で魚を捕ったりして一夏中遊んでいた様な気がします。

小学4年の美術の授業で、それまでやっていたクレパスから水彩画になった事で「水彩は自分の表現に向いている」という印象をうけ、以後高校、大学と水彩画を中心に勉強しました。

卒業して絵かきを目指していた私が、雛人形を作るようになったのは、大学の恩師と初めて由布院の「玉の湯」に行った時に、木立の中にたたずむ建物と、その回りの庭から感じた言いようもない空間の美しさに、「こんな空間に合うものを何か作ってみたい」という衝動が出てきたことからです。

しばらくして「玉の湯」に雛人形を置かしてもらうことになり、売場のスタッフのアドバイスなどもあって、すこしずつ種類も増えてきました。現在の「源氏シリーズ」は、その時のものが中心です。

その後、百貨店やギャラリーなどで様々に展開していますが、特定の地域で見てもらうだけではなく、全国の人に見てもらえる、インターネットによる販売を5年ほど前から展開しています。

毎年みかわ工房に寄せられるお客様からのメールを読んでいますと「マンションなどの部屋にも合う素敵なもの、、、雛人形があまり大きくなく、飾り付けや道具の出し入れが楽しくなるようなお雛様、、、」などの要望が多いようです。

これからも皆様の声を大事にして、みかわ工房の雛人形が、ひな祭りのお役に立てるようにしたいと思います。

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現在、私は家族4人で暮らしており、みかわ工房の雛人形を一方で、自宅1Fのアトリエで中学生、高校生、一般の方へ絵の指導をしています。これまでにこのアトリエから1000人近い方々が美術の高校、大学への入学して行き、現在も受験生が来ております。

また、私は20数年前に健康音ために始めたカヌーが、大好きになり自分でも競技カヌーをする一方で、初級者の方々へカヌーを楽しんでもらう講習会を、春から夏にやっています。
最近は、このほかに自宅1、2階に設置した薪ストーブのための薪集めにも、友人たちと奔走しています。