プロボクシングの亀田ジムが8月31日に東京・日本武道館で主催した世界ボクシング協会(WBA)のダブルタイトルマッチを、暴力団組員がリングサイドで観戦したことが分かり、日本ボクシングコミッション(JBC)は1日までに、亀田ジムに厳重注意を行った。
ダブルタイトルマッチでは、亀田ジムに所属するWBAバンタム級王者、亀田興毅選手(24)が2度目の防衛を果たした。JBCの森田健事務局長によると、9月2日に警視庁から、暴力団員が観戦していたとの報告があった。亀田ジムに事情を聴いたところ、「確認できていない。気をつけます」と話したという。森田事務局長は「今後はこのようなことがないよう、対応していきたい」と語った。