安藤美姫、今後については「いろいろな人ともっと話して決める」
日本、北米、欧州のプロとアマチュアの男女混合2名ずつによるチーム戦、ジャパンオープンが1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、日本は合計479.57点で3位だった。優勝は518.64点を獲得した北米、2位は517.94点の欧州だった。
日本は安藤美姫(トヨタ自動車)、鈴木明子(邦和スポーツランド)、高橋大輔(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)が出場し、フリースケーティングを披露した。
得点は、安藤が88.11点、鈴木は112.46点をマークした。高橋は130.79点、小塚は148.21点だった。
以下は安藤のコメント。
「今シーズンは試合がないのですが、ジャパンオープンではいろいろな選手が新しいプログラムに挑戦してくる中で、自分がオフだからといって昨年のプログラムを(滑る)という気持ちにはなれなくて、2週間ほど前にロシアで振り付けをしました。夏ずっと滑っていなかったので、ジャンプを取り戻したり、フリーを滑りきることがどれだけ大変かというのを身をもって感じました。ジャンプを全部失敗してしまったのですが、選手として半年間ちゃんとトレーニングしていないのは大きいなと思いました。
(フリープログラムは)できたばかりで曲をきちんと聞けていませんでした。いつもは2カ月か3カ月くらい前から曲を聞いてイメージを膨らませて、どういう風に見せたいか練習をするのですが、まずは体重を落としてフリーを踊れるようにしたのが一番大変でした。とにかく最後まで持てばいいなと思っていました。
この後は、今後どうしていくか、いろいろな人ともっともっと話して決める予定です。今シーズンは、スケーターとしてどう自分が生きていきたいかということを考えて、自分らしくいられる答えを出したいと思います」
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[ スポーツナビ 2011年10月1日 19:00 ]
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