LED LENSER H7 OPT-7497B
グッバイ…マイフレンド……
調光&スポット/ワイド切替機能・ホールド感もバッチリ
(あえて言うなら)電池ボックスの蓋がちょっと開けにくい
(画像も動画もない理由は文末に…(´;ω;`)ウッ…)
以前レビューさせていただいた電気ケトル(わくわくケトル モルティ)をくれた取引先の人と、別の機会に釣りに行ったときの話
その日は日本海で夜釣りだったんですが、彼が使っているヘッドライトがすごく便利そう…
で、試しに再度聞いてみました
自分:「(ヽ゚д)クレ」
取引先:「(´・д・`)ヤダ」
自分」「(・д・)チッ」
光速よりも早く、刹那の瞬間で断られてしまいました
…30超えた男二人の熱いビジネストークが散った瞬間でした
仕方がないので自分で買おうと釣具屋に行くたびに探したんですけど、パナソニックのこんなのとか、ZEXUSのこんなのはよく見かけるんですが、肝心要のLED LENSERなんてドコを探しても置いてませんw
基本的に通販はキライ(conecoでコンナコト言うのはどうかと思いますがw)なので使いたくなかったんですが、背に腹は代えられないって事で通販で買うかと調べてみると(聞いたことないメーカー・ブランドネームだなぁと思っていましたが)スゴイのかどうか良くわからないドイツ製!
…エアガン大好き軍事大好きな元サバゲーマニア(NATO軍派)としては更に物欲度アップで、某ショップで即ポチってしまいました
以下オススメ出来る点…
● 照射範囲が切り替え出来る!
ライト側のノブでスポット(1.5m先の壁を照射して、だいたい直径15~20cm程度の範囲を照射)~ワイド(同じ条件で、ザックリ直径1.8m程度の範囲を照射)と灯りで照らせる範囲を切替えられます
夜釣りしてると(港湾などの常夜灯がある場所は困らないんですが)、糸を結び直したり針や仕掛けをつけるときなどは手元を明るく照らしたいけど、テトラや磯・自然のままの地形の場所での移動時等には足下を広く照らしたい…なんて事があります
しかし、他の大半のヘッドライトでは(手元で細かい作業をする分には全く過不足のない出来なんですが)足場の悪いところでは、ヘッドライトで”進行方向"-"足下"の間を交互に照らして進むしか有りません(実際、めんどくさがって前方の確認だけして踏み込んだらツルン!って事も何度かやってますw ← 「w」なんてつけるような話じゃないですね テトラの穴にはまったことも何度かあり、幸い大事には一度もなってませんが…怪我しちゃったり海に落ちたりしちゃったらホント笑い事じゃなくなるので、暗い時間帯の足場が悪い場所は気をつけましょう)
このヘッドライトならワイドに切り替えて広く照らせるので、その点安心です
まぁ手持ちのライトも併せて持って行くのがベストなんでしょうけど、実際持って行っても出すのが面倒で使わないとかも良くありますし、荷物もかさばるので一個で済むに超したこと有りませんしね
● 明るさも調整出来る!
バッテリーボックス側のノブで光量の調整も出来ます
真っ暗の場所で作業して多少目が慣れた後だと、明るいヘッドライトは返って見にくかったりしますし、ライト消した後はまた目が慣れるまで随分時間が掛かるんですよね(年齢のせいでもありますがwww)
その点、コチラの製品は光量も調整出来るので、割と目に負担が少ないと思います
また、電池の寿命を延ばすって言う意味でも有効ですね
● 重量!
本体重量は電池抜きで81.5g(公称値)
単4電池3本使用なので、ザックリ換算で電池込み120g程度かと思います(メーカーサイトでは117gと表記されてますね)
同じ程度の明るさで、単3や単4乾電池を使うタイプでない物だと100gを切っている物も多いですから(乾電池使用タイプのなかでは結構軽いと思いますけど)けして軽くはありませんが、本体とバッテリー部が別体で、前後に分散されるのでそれほど重量も感じません(ライト部とバッテリー部はだいたい同じ程度の重量配分だったと思います)
● 乾電池使用!
電源には単4電池を使用しているので、夜中でもコンビニでもあればなんとかなる気軽さ・安心感は代え難いです
あくまでも参考値ですが、釣りにしか使わず常時点灯しない自分の使い方では、一ヶ月以上電池交換は不要でした(コレも、切れたため交換したわけではなく、電圧を測ったら若干落ちていたので前もって交換したような状態です)
乾電池式はどうしても重くなってしまうのがデメリットですが、前述通り単4を使用することで多少緩和されています
● ホールド感もバッチリ!
釣りもソコソコのキャリアなのでヘッドライトに関してはノーブランドも含めて色々試してきましたが、選ぶときに明るさばかり気にして忘れがちなのが、装着使用時にズレたりしないかどうかです
装着感を左右するのは、基本的には"重量・ライト部等の重量バランス・バンドの作り"辺りの出来で差が出ると思います
安いノーブランドの製品(有名ブランドの品でも)では、カタログスペックに出やすい「明るさ」等は十分でも、コストダウンのためにバンドがどれだけ締めても頼りなかったり、逆にしなやかさが無くて装着していると痛くなったり、ライトの重量バランスが悪く軽く頭を振るだけでフラフラと揺れたりする物があります
その点、この製品は(調整さえしておけば)頭に直接はめて夜から朝まで8時間程度釣りをしていてもズレたり(逆にバンドの当たっている部分のどこかが痛くなったり)することもありませんでした
ちなみにタイトルの哀しい理由をお話ししましょう
それはまだ暑さが残る9月の初旬のこと…
イツモ通り知人と数人で夜釣りに行きまして…
その日初参加・釣りデビューの人の糸が絡まったって事で、鞄からLED LENSER H7を颯爽と取り出し、頭にはめるのがメンドウだったので口にくわえて糸の絡みをクリクリと直していたんですが…
声を掛けられてついつい返事してしまいまして…
当然口から外れて、おむすびコロリンのごとく、コンッ!…コンッコンッコンッ ポチャッン!と…
海の藻屑となってしまわれました…
水中で少しずつ沈んでゆくヘッドライト…
徐々に灯りは遠のいて…
底についても微かに見えるH7の灯りは朝日が昇るまで見え続けました…
『半年足らずの付き合いだったけれど…
キミのことはけして忘れないよ…
グッバイ…マイフレンド……』って気分でした…
ソレを見ながら釣りをしてもイマイチ盛り上がれず…
こんな哀しい釣りは初めてでした…
と言うわけで現物はまだ若○湾・常神あたりに沈んでいると思います
今のところはノーブランドの物が残っていたのでソレを使って間に合わせていますが、次のヘッドライトを「同じ物を買う」か「別の品にする」かで物色悩み中なので、買ったら(またなくさないうちにw)動画付きでレビューします
(と言うか画像も動画もないレビューでホント _| ̄|○スミマセン)
手元でする細かい作業とある程度の範囲を一台で照らせるヘッドライトが欲しい方(ヘルメットなどを介さずに直接頭なり帽子にヘッドライトを載せて使いたい方には超絶的に)オススメします
価格が他のヘッドセットと比べて少し高い(とは言え、自分が買った頃と比べると店によっては結構下がってますが)&店頭での入手性があまり宜しくないのが難点ですが、欲しい人にはその分の価値は十分にあるんじゃないでしょうか
ちなみにこの製品の上位版で『H7R』というのがありますが、中にNiMHの単4が同じように3本入っていて、充電出来る点くらいしか違いが無いようです
価格差が結構あるんで、自分はH7にしましたが…
H7R 参考URL
http://www.zweibrueder.com/ENG/produkte/html_highperformance/html_Hserie/h7R.php?id=h7r
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Youtubeのレビュー動画が分かりやすかったので掲載
外観などはコチラ↓
LED Lenser H7 Headlamp in depth review. Brightlites.co.uk
http://www.youtube.com/watch?v=KwRQZ8S4TVg&feature=related
照射具合などはコチラ↓
H7 Headlamp Indoor/Outdoor Demonstration
http://www.youtube.com/watch?v=C9wAW37ehr0
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[データ更新日時:2011/10/02 00:20]
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