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[事件]ニュース トピック:暴力団
【山口組組長 一問一答】(上)全国で暴排条例施行「異様な時代が来た」
--しかし、過去にはたくさんの抗争事件が起き、一般市民が巻き添えになっているケースもある
やくざがかたぎに迷惑をかけることは理由がどうあれ許されない。これには一分の言い訳もない。やくざと仲間内のけんかはつきものだったが、すでにそうした時代ではないと認識している。
--警察当局は山口組と、組長の出身組織の弘道会を集中的に取り締まっているが、どう考えるか
山口組については、多少なりとも法に触れた者が多かったのだろう。法に触れた以上は検挙されても仕方がない。弘道会は山口組若頭の高山(清司被告=恐喝罪で起訴)に代替わりをして、もう6年になる。山口組というのは個々の組が山口組の綱領を守りながらも独立した組織になっている。弘道会がどういうことをしているか把握していない、というよりも関知していない。
--しかし、弘道会は「反警察」の急先鋒とされ、それが集中取り締まりの大きな要因になっている
弘道会の会長は高山であり、本人が不在のときにうんぬんと述べるべきではないと思う。ただ、そういう捉え方をされるのは、組織の人数が増え、規模が大きくなったからではないか。弘道会という名前に求心力があるのかどうかはわからないが。昔から反警察ではない。地域で何かやるときは警察に協力することもある。例えば天皇陛下が来られる、著名人が来るから自粛しなさいといわれれば従っている。反警察といわれること自体驚いている。
--弘道会は警察の家宅捜索や職務質問の際に非協力的といわれている
家宅捜索は、組員とトラブルになったところだけがテレビなどで放映されるので、そういうイメージがついているのだろう。山口組を含めて、6代目の体制になってからは警察に速やかに入り、調べてもらいなさいという姿勢をとっている。昔はどったんばったんやったりして殴られたりもしたが。
(一問一答の続きは2日に掲載します)
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