NHK北海道のニュース　札幌放送局

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道管理の３空港 収支は赤字

道は、道が管理する３つの空港について、滑走路の管理などの航空事業とターミナルビル事業をあわせた空港全体の収支を初めて公表し、平成２０年度はすべての空港で赤字だったことがわかりました。空港の運営のあり方をめぐっては、ことし７月、国土交通省の検討会が、国や自治体が行っている滑走路の管理などの航空事業と民間が経営しているターミナルビル事業を一体化して、民間に委託する方針を打ち出しました。
このなかで、国は来年度、実行方針を策定し、個別の空港の経営について民間や自治体から具体的な提案を募集することになっており、道内でも、これまで一部しか公表されてこなかった空港の経営状態を明らかにするよう求める声が上がっていました。
道は９月３０日開かれた道議会の予算特別委員会で、航空事業とターミナルビル事業の主体が異なる３つの空港について、両者を合算した平成２０年度の収支を初めて明らかにしました。
それによりますと、女満別空港はおよそ１３００万円の赤字、紋別空港はおよそ２億５５００万円の赤字、中標津空港はおよそ２億６４００万円の赤字となっています。道は、今後、学識経験者などによる懇談会を設置して、道内の空港の経営状態を踏まえたうえで議論を行い、運営のあり方について、年度内にも方針をまとめたいとしています。

10月01日　10時00分

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