大感謝、台湾からの義援金は200億円超
義援金の多寡で友好の度合いを測るのは間違いだろうが、一定の尺度にはなる。
3月11日の東北大震災で、世界各国から多額の義援金を寄せられたが、一番高額だったのは台湾だった。
当方も、義援金に感謝するため日本人男性6人が与那国島から台湾に泳いで向かう9月17日の報道で知ったばかりだ。
主な国の義援金は、アメリカ90億円、中国3億円、韓国16億円というが、台湾からは何と200億円に達した。
それも9割は民間人からと言うから驚く。
日本が今後、最も大切にする必要がある隣人が何処かハッキリした筈だ。
ついでに書いておくが、日本から中国に供与されるODA(政府開発援助)は、毎年3千億円以上と言われている。
約20数年で総額6兆円にも達する。
そのお返しが、3億円だったことを忘れてはならない。
それに、中国の一般国民には日本のODAのことは、殆ど知らさせていないという。
身を削って恩を返す国もあれば、このときとばかり領土を狙うような恩を仇で返す国もあるのだ。
このような大切なことはマスコミは伝えない。
なぜだろうか。
不思議な国だ。
■義援金は200億円「お返し」の意味も、訪米中の台湾新聞局長
2011.7.12 配信
訪米中の楊永明・台湾行政院新聞局長(46)=閣僚=は11日、ニューヨーク市内で共同通信と会見し、東日本大震災の被災者に対する台湾の義援金が約200億円に達したことを明らかにするとともに、馬英九政権(国民党)が「対日特別パートナーシップ」路線を重視していると述べた。
楊局長によると、支援額は「世界一」で、1999年の台湾中部大地震で日本がいち早く支援をしたことに対する「お返し」の意味もあるという。
局長はまた、原発廃止が台湾の目標であるとしながらも、電力の約20%を供給している3カ所の原発が2025年までに稼働を中止するため、建設中の第4原発を稼働させて補うことが必要との考えを示し、安全性の確保を強調した。(共同)
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