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2011年9月30日(金) 19:17 |
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台風被害、県や玉野市などが検証
岡山県の沿岸部などに浸水被害をもたらした台風12号について、県や玉野市など、自治体が合同で検証する会議が開かれました。
会議には、特に浸水被害の大きかった岡山市、倉敷市、玉野市の危機管理担当職員と県の担当者が出席し、防災体制や情報収集、住民への避難勧告などが的確だったかなどの課題をあげていきました。 このうち、岡山市の担当者からは、災害対策本部に市民から7千件あまりの問い合わせが殺到し、電話がつながらない状態になったため、県との情報共有にも支障をきたしたことなどが報告されました。 また、住民に避難勧告などを発令するためには、雨や浸水の状況など十分な情報を集める必要があり、現場からの情報を集める仕組みづくりが必要ではないか、などの意見が出されました。 会議は来月にも開かれる予定で、持ち寄った課題に対する具体的な改善策などが話し合われます。
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