社会

サイバー攻撃の可能性、三菱重の被害届受理
(東京都)
 「三菱重工」の製造拠点などでパソコンやサーバーがコンピューターウイルスに感染していた問題で、三菱重工は30日、警視庁に被害届を提出し、受理された。  この問題は先月中旬、自衛隊の護衛艦を製造する三菱重工の長崎造船所や、ミサイルの誘導弾などを製造する愛知県の工場など計11か所のコンピューターが、情報を盗み取る「トロイの木馬」などの8種類のウイルスに感染していたもの。  三菱重工によると、これまでに製品や技術に関する情報の流出は確認されていないということだが、海外からの大規模なサイバー攻撃の可能性があるとして、三菱重工は30日、警視庁に被害届を提出した。警視庁は被害届を受理し、今後、プロバイダーなどから通信記録の提供を求めるなどして発信ルートの特定を進める方針。
[ 9/30 18:10 NEWS24]