三菱重工、警視庁にサイバー攻撃の被害届を提出
現時点で製品や技術に関する情報の社外への流出は確認されていないが、規模や悪質性に鑑みて被害届を提出したという。
三菱重工業は9月30日、警視庁にサイバー攻撃に関する被害届を提出したことを明らかにした。
同社では8月に社内にあるコンピュータでのウイルス感染の疑いが判明。その後に外部の専門家と共同で詳細な調査や対応を実施している。現時点で製品や技術に関する情報の社外流出は確認されていないものの、サイバー攻撃の規模や悪質性を鑑みて、被害届を提出したとしている。
今後も調査を継続するとともに、警察の捜査に全面的に協力するとコメントしている。
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