新着順:1/3679 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

皆様こんばんは

 投稿者:満を持して登場  投稿日:2011年 9月30日(金)23時49分55秒
  通報
  今日の高校のプロ志望届は1名追加になっていました(9月30日現在78名)。
四ツ谷(深谷商)と言う全くの無名の選手ですけど、冷やかしなのかな??(管理人のお膝元の選手ですが、全く知らんですけど、冷やかしとか目立ちたいからとかは正直お断りだけどねえ・・・・(出すのをOKする指導者の頭もかなーり疑問))
http://www.jhbf.or.jp/pro-aspiring/2011.html


大学の方も出ていましたが、4名追加になったようです(9月30日現在32名)。
4名ともに有名どころですけど、三浦(岩手大)と山田・徳山(いずれも立命館大)と生島(同志社大)が出したようですね。
http://www.jubf.net/info/procandidate2011.html


今日の寸評は、習志野高校特集です。
昨日告知した個人的に是非プロ志望届を出してほしい選手は宮内です。
宮内がもし巨人に入ったら、藤村との二遊間、坂本との三遊間と言う、多分巨人軍史上最高の夢のある内野布陣(プラス大田と橋本と長野の外野陣)になると妄想しているわけだが(爆)。


藤井 拓也(習志野)ライト 182・75 右・右 3年

昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。
気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が膝を引き上げた所から下半身を始動してホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から膝を軽く引き上げてクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。
インサイドはクローズに踏み込むので確率は高くは無いのですが、肘を畳んで捌けるケースも見られました。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。
外の縦スラには、膝を使っては来ますが、柔軟に使える程では無く、捌けるほどでは無いですが、脆さはあまり感じないです。
頭の高さは変わるのでミスショットも多いものの、じっくり球を見ようとする意識は高く、選球眼は良かったです。
振り切ってくるスイングはまずまずも、昨年よりは良くなりましたが、まだまだ腕で振りがちなのは?
足は意外に速いようで、盗塁も狙えるようです。
守備は、背番号3でライトを守っていましたが、観戦日はイージーなものしかなく良くわからなかったですが、肩は悪くないと思います。
と言うことで、成長した部分もあるのですが、正直期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですね。
ただ、右の強打者候補生ですので、大学で上記の欠点を潰していければ一変も可能と思います。
4年後に期待したいものです。

松山 大志(習志野)ファースト 180・88 右・右 3年

中学時代にも寸評しましたが、1年生で4番に座るとは中々ですね^^
開いて、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から下半身を始動してホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。
グリップの内への移動が見られます。
インサイドには当然詰まるものの、金属バットですので力でライト前に持っていきますが、グリップの内への移動を今から緩和させて、肘を畳んで引っ張れるようにならないとダメです。
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。
甲子園初打席で、ストレートを待ちながら甘いカーブを咄嗟に溜めて引っ張り込んできたのは中々です^^
縦スラも甘いとライトに打てますし、脆さは無いです。
頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。
振り切ってくるスイングは1年生にしてはまずまずです。
守備の動きは悪くは無いですが、偶にもたもたしたケースも見られたのは??
足は遅くは無いですが、走塁センスは無いです。
と言うことで、中学時代は投手として押しましたが、打撃にも良いものは持っていますが、どうも色んな小細工をさせすぎるのが気になりますね・・・・・(この選手を4番にするしかないわけですので、打撃フォームもきっちり完成していない段階で小細工させて失敗した後ベンチで怒ってもどうなんだろう?とかなり疑問でした)
打者で育てるなら、もっとどっしりと打たせて欲しいものです。
まあ、今後投手もやっていくのでしょうが、投打両面での進化を見守りたいものです。

宮内 和也(習志野)ショート 171・68 右・右 3年

昨年も見て感想を書きましたが、あれから1年でここまで伸びるとは正直嬉しい誤算でしたね^^
略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始める所から膝を引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。
グリップを上げるものの、内への移動はぎりぎり許容範囲内だと思います。
インサイドは140㌔台でもやや甘ければ引っ張りきれます^^
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。
外の低めの厳しい縦スラに対しても、膝と股関節を使って、リストワーク良く捌けますし、完全に見極めてきます^^
頭の高さはあまり変わらないのですが、位置は結構変わるので、ミスショットも出てしまいますが、球を見極めようとの意識は高く選球眼はかなり良いです。
鋭く振り切ってくるスイングは進化したと思います^^
昨年はもっと荒っぽいタイプだったのですが、相手のウイニングショットを狙ってくる球の絞り方は高校生では中々いないですね^^(真のドラフト候補でも、甘い球をミスショットしない程度の選手が殆どですので)
足も速いですし、隙を突いた好走塁も連発してきますし(しかもホームスチールは意表を突かれたし、勇気は凄い)、盗塁も十分狙える選手ですし(スタートも良いですが、ベース際のスライディングが速い)、セーフティーバントを仕掛けたりもしてきますし、ファールで粘って四球をもぎ取れますし、相手からして本当に厄介な選手に脱皮したと思います^^
守備の動きはかなり良く、当然守備範囲も広いですし、グラブ捌きも良く、スローイングも安定していますし、地肩も良いですね^^
★まとめ
うーん正直ここまで素晴らしい選手に成長するとは、御見それいたしましたが、もっと頑固な選手なのか?と思っていましたが、欠点をちゃんと矯正してきますし、その頭の柔軟性及び努力には大いなる拍手を送りたいです。
で、多分大学進学なのでしょうが、走攻守全てに高いレベルで3拍子揃っていますし、野球を良く知っていますし、嫌らしさも兼ね備えていますし、是非即プロに行った方が良いのでは?と思ってしまいます(高校でこのレベルなら、大学野球程度で学ぶものは全くないですし、大学の4年間は無駄ですけど、プロ志望なら何を大学で求めてるのかなあ??)。
AAAでも見ましたが、木製にもきちんと対応していますし、ややスイングが木製では弱いかな?くらいでしたので、こんなのはプロに入って体作りをきっちり行えば何とでもなりますし。
まあ本人が決める問題ですが、どんな進路になろうとも、将来的にプロでもトップクラスのショートとなれる逸材ですので、かなり期待したい選手です^^


明日もお楽しみに。
 
》記事一覧表示

新着順:1/3679 《前のページ | 次のページ》
/3679