自転車王国オランダ、音楽を聞きながらの運転に青信号
[アムステルダム 23日 ロイター] オランダ政府は、音楽を聞きながらの自転車運転を禁じても徹底が難しいとの判断から、許可することを決定した。
政府の調査結果によると、自転車に乗った人が音楽を聞きながら交通事故死する割合は、携帯電話で話しながら事故死するケースよりも多い。
同国運輸相は、22日に議会へ提出した書簡の中で「脳に大きなインパクトを与えるアップテンポで大音量の音楽を聞くことにより、悪影響が及ぶ可能性がある」と音楽を聞きながらの自転車運転の危険性を警告。一方で、ヘッドホンが帽子の下に隠れてしまい確認が難しいため、警察官がチェックに時間を要することになってしまうと話し、取り締まりが難しいとの見解を示した。
同国の統計によると、2006年には交通事故で死亡した811人中216人がサイクリストだった。
人口1600万人の同国では、自転車の台数が1800万台と人口数を上回っている。
© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.
Mr.ペンギン、夢は南極海で永眠
お気に入りのペンギンスーツを身にまとい、ベルギー・ブリュッセルの街を歩く男性がいる。地元では「ミスター・ペンギン」として知られている、アルフレッド・デービッドさん(79)だ。 記事の全文