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'11/9/30

格安で駅員らの制服一新



 福山市神辺町と総社市を結ぶ井原線を運営する第三セクター井原鉄道(井原市)は29日、春秋用の制服を一新すると発表した。10月10日から着用する。制服の変更は冬用も含めて、1999年1月の開業以来初めて。イメージアップに加え、沿線企業と連携して価格も約半額に抑え、年間約30万円の経費削減も見込む。

 春秋用は4、5、9、10月に着用(ズボンは6〜8月の夏も)。ダブルスーツから機能性を重視したシングルスーツ、水色から落ち着いたグレーに変わるのが大きな特徴だ。対象は乗務員と駅員の計約35人。10月10日の施設開放イベント「基地喜知まつり」から着用する。11〜3月の冬用(深緑色ダブルスーツ)は継続使用する。

 制服の変更に当たって、同鉄道は沿線企業の活用やコスト減を重視。製作会社をアパレル大手のワールド(神戸市)から、紳士服販売の青山商事(福山市)に変えた。上着1万3千円、ズボン、帽子各5千円。従来の約半額に抑えた。

【写真説明】井原鉄道の社員が10月10日から着用する春秋用の制服




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