NHK兵庫県のニュース　神戸放送局

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伊丹市職員 扶養手当不正受給

伊丹市教育委員会の５７歳の男性職員が、親権のない子どもの扶養手当などおよそ６３０万円を不正に受給していたことがわかり、伊丹市は、この職員を停職６か月の懲戒処分としました。
伊丹市によりますと、扶養手当を不正に受給していたのは、伊丹市教育委員会スポーツ振興課の５７歳の男性主査です。
この職員は、▼親権のない長女の扶養手当およそ１４年分と、▼離婚した妻の扶養手当およそ１５年分のあわせておよそ６３０万円を不正に受け取っていたことが市の調査でわかったということです。この職員は、県の市町村職員共済組合から住宅の改築資金として１３０万円を借りていましたが、市の調査で、申し込んだ際の理由とは別の用途に使っていたことが発覚し、手当の不正受給も明らかになったということです。
この職員は、市の調査に対し、「市への届けを怠っていた」と述べ、全額を返済する意思を示しているということです。
伊丹市教育委員会は、「職員の申告に任せていたため管理ができていなかった。大変申し訳ない」と陳謝し、３０日付けでこの職員を停職６か月の懲戒処分としました。

09月30日　21時06分

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