鈴鹿サーキットでの日本GPを前に、F1ドライバーたちからルイス・ハミルトンの最近のドライビングについて話し合いたいとの要望が出ている。
イタリア専門誌『Autosprint(オートスプリント)』が報じたもので、先週末のシンガポールでフェリペ・マッサと接触し、ケンカに発展しかけた問題だ。
マッサはハミルトンが父親に助けを請うべきだと皮肉を言い、父アンソニー氏は現在息子のマネジメントを担当するエンターテインメントエージェントのサポートが不十分だと非難。
一方で元ドライバーのハンス‐ヨアヒム・シュトゥックはハミルトンに"セラピスト"が必要だとコメントし、デビッド・クルサードはマーティン・ブランドルのような賢いマネジャーが彼には必要だと述べた。
「別にマネジャーでなくてもいいんだ」とクルサードは『Telegraph(テレグラフ)』のコラムに記した。「でも、ひざを突き合わせて率直な意見を言ってくれる誰かが必要なんだよ。おまえ、おかしいぞってね」
『Autosprint』によると、ハミルトンのライバルたちがFIAのレースディレクター、チャーリー・ホワイティングに対し、鈴鹿のブリーフィングで彼の過度にアグレッシブなドライビングスタイルについて話し合う場が欲しいと申し出たという。
マクラーレン・チーム代表のマーティン・ウィットマーシュは2011年が"ルイス・ハミルトンにとって素晴らしいシーズンにはなっていない"と述べたものの、最近の批判的論調は"間違っている"と述べた。
「ルイスはまだ若い。今も学び続けているし、こうした出来事からも学習するだろう。彼はこれからもレースに勝ち、もっと多くのタイトルを獲得するはずだよ」と付け加えた。