NHK愛媛県のニュース　松山放送局

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松山市職員ら３人起訴

松山市発注の土木工事に関する情報の漏えい事件で、松山地方検察庁は、３０日、市役所の職員が業者から携帯電話のメールで依頼され情報を漏らしたとして、職員ら３人を地方公務員法違反の罪で起訴しました。
３人とも起訴された内容を認めているということです。
この事件は松山市役所の技術管理課主幹、山田守被告（５１歳）がことし５月中旬、松山市河野中須賀にある土木建設会社、「北条建設」の社長▼中野真由美被告（４３歳）と、取締役の▼白方克典被告（４８歳）に松山市発注の土木工事に関する情報を漏えいしたとして、地方公務員法違反の疑いで警察に逮捕されたものです。
松山地方検察庁の調べによりますと、北条建設の中野社長らは、携帯電話のメールで山田主幹に対し、松山市発注の土木工事の▼設計の金額の内訳と▼技術的な要点を教えてほしいと依頼し、山田主幹が北条建設を訪れて、書類で情報を提供していたということです。
このため、松山地方検察庁は、３０日、山田主幹ら３人を地方公務員法違反の罪で起訴しました。
検察によりますと、３人は起訴された内容を認めているということです。
警察では今後、３人に金銭のやりとりがあったのかどうかも含めてさらに捜査を進める方針です。

09月30日　18時36分

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