岡山市など岡山県南部の上空で26日に軍用機とみられるジェット機2機の目撃、爆音情報が相次いだ問題で、県は30日、防衛省中国四国防衛局(広島市)から「米海兵隊岩国基地(山口県)所属の米軍機だった」との報告があったと明らかにした。
防衛局によると、基地側の回答は29日にあり、「苦情があった時間帯に飛行していたのは基地所属の航空機」と認めた。日米合同委員会の合意では、航空法で定めた市街地上空の最低高度基準300メートルに従うとしており、「(当日も)合意に従って飛行していた」とした。ルートや目的などは明らかにしていない。
同局は30日、飛行する際に地域住民への影響を最小限にとどめるよう口頭で基地側に要請したという。
米軍機の目撃情報は、26日午後2時45分ごろから同3時にかけて岡山、倉敷、備前市の住民から県や各市に電話で6件寄せられた。
今年3月には岩国基地所属の軍用機2機が津山市を低空飛行し、直後に同市の農家の土蔵が全壊した。
(2011/9/30 18:56)
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