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配信順
邦題
原題
あらすじ
感想
#1
ジーザスキャンプ
~アメリカを動かすキリスト教原理主義~
Jesus Camp
キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史が主催する、子供のサマーキャンプを追う。全米・全世界の福音宣教会信者の家庭から子供たちが参加するキャンプでは、子供たちに原罪を懺悔させ、中絶反対を説き、キリスト教を推進するブッシュを奉っていた。
キリスト教原理主義を子供達に説き、根源的な幸せとは何かと問いかける。原理主義は子供の選択を奪うのか?
僕が思ったのは、人を追いつめた上での無自覚な笑顔は見てい愉快ではなかったという事です。
#2
ザカリーに捧ぐ
Dear Zachary
:A Letter to a Son About His Father
2001年に殺害されたアンドリュー・バッグビィの子供の頃からの友人である監督による作品。アンドリュー・バッグビィは、ペンシルヴァニアの駐車場で殺害される。その第一容疑者であった彼の元ガールフレントは、アンドリューの子供を妊娠・出産し、ザカリーと名づける…。
理不尽が法を上回りモンスターをのさばらせ、最悪の惨事を引き起こした事件。救いが無い結末に絶句。ただ決して避けられない作品。
#3
ビン・ラディンを探せ!
~スパーロックがテロ最前線に突撃~
Where in the World Is Osama Bin Laden?
ビッグマックを食べ続けて話題を呼んだ「スーパーサイズ・ミー」の監督モーガン・スパーロックが、前作同様、監督自身が「主役」となり、「オサマ・ビン・ラディンはどこにいるんだろう?」と質問しながらイスラム諸国を駆け回る。相手を「テロリスト」と決め付け、そこで暮らしている人々の姿を見ようとしないアメリカ人に向けて、自分たちが戦争している国の実態を見せ付ける作品。
最終的な願いは一つにも関わらず手段の違いで摩擦が生じる。
胸が痛くなる作品でした。
#4
フロム・イーブル
~バチカンを震撼させた悪魔の神父~
Deliver Us From Evil
神父が危険な少児性愛者であると知りながら、彼をかばい続けた教会。その後30年間にわたって、神父は子供たちを虐待していく…。本人、被害者たちのインタビューも収録した、衝撃的なドキュメンタリー。
守らなければいけないのは立場や組織では無く虐待を受けた者に対しての人権以外の何物でもない。その人権を無視した行動と発言に怒りを通り越して哀しみが滲み出る作品でした。
#5
ステロイド合衆国
~スポーツ大国の副作用~
Bigger,Storonger,Faster
アーノルド・シュワルツェネガー、ハルク・ホーガン、シルヴェスタ・スタローン等に憧れ、ステロイドを使用し続けている監督自身の兄と弟のエピソード。また、プロスポーツ選手や医療係のエキスパートたちへのステロイドに関するインタビューを通して進行するドキュメンタリー。「ステロイドの使用はアメリカ社会を反映している」という真実を暴く。
モラルの定義を問う映画。そしてモラルの境界線を定めようとする作品。
#6
フロウ
~水が大企業に独占される!~
Flow:For Love Of Water
日本人なら誰もが当たり前のようにきれいな水が身近にあると思っている。しかし世界に目を向けてみると、8秒ごとに子どもが汚い水を飲んだことで死んでいる…。アメリカの大企業がインドで水を取り込んでびん詰めして売っている、現地の人々は地下水位の低下に悩み訴訟に発展している、などなど、当たり前と思っている水の裏側を追ったドキュメンタリー作品。
水を販売する大企業の自然破壊と地元民に対する利益還元の薄さの問題もさる事ながら、8秒毎に汚水を飲んで子供が亡くなっているという衝撃の事実が露呈する。
#7
金正日花/キムジョンギリア
Kimjongilia
地球上で最も隔絶された国である北朝鮮の秘密のベールを取り払う作品。北朝鮮の刑務所を生き抜いた人々のインタビューやプロパガンダ映画の記録映像、日々の生活を描いたオリジナル映像もふんだんに盛り込んでいる。
北朝鮮の闇。それは遠い昔の話では無く現在の話。個人で逆らう事の出来ない鎖で手足を拘束され、その不自由で貧しい環境を脱北という手段で解き放った人達のインタビューは想像を絶する。
#8
カシム・ザ・ドリーム
~チャンピオンになった少年兵~
Kassim The Dream
6歳のときに誘拐され、ウガンダ国民抵抗軍の兵士として強制的に大量虐殺の訓練を受けた過去を持つ、IBFジュニア・ミドル級チャンピオンのカシム・オウマを追った感動のドキュメンタリー。
6歳で誘拐され傭兵として育てられたカシム。他人の力により道を逸らされた少年がボクシングという光が射す道へ導かれたのは幸運だが、道を外れたまま地獄へと突き進すんだ人の事を忘れてはいけない。
#9
クルード
~アマゾンの原油流出パニック~
Crude
エクアドルの熱帯雨林で起こった「アマゾン・チェルノブイリ」とも呼ばれる石油メジャー・シェブロンによる世界最大級の環境汚染と、それに対する訴訟を追ったドキュメンタリー。
青臭い台詞と揶揄されたとしても、企業の論理が未来ある子供達の制約になる事は許されない。石油汚染を続ける企業は悪魔に魂を売った鉛と己のかけがいない鉛を天秤にかけ、前者が重みを増すなら地獄に落ちるしかない。
#10
レリジュラス
~世界宗教おちょくりツアー~
Religulous
「ボラット」の監督でも有名なラリー・チャールズが、世界中の宗教と信仰にメスを入れる。毒舌コメディアンのビル・マーによる“決して相手にパンチを出させない”巧みなインタビュースタイルで、世界中の宗教やその神々、信仰厚き人々に迫っていく。
当事者を除けば多くの宗教は外野から観て少なからず矛盾を抱えている様に思えるが、その矛盾に正面から切り込む様を極論はあれどエンターテイメントに昇華している点が素晴らしいと思いました。
#11
マッド・ムービーズ
~オーストラリア映画大暴走~
Not Quite Hollywood
近年注目を集め始めているオーストラリア製作の“ジャンル映画”。オーストラリア人の俳優や監督のインタビューに加え、デニス・ホッパーやクエンティン・タランティーノたちがオーストラリア産B級映画への思いを語り、オーストラリア映画産業の歴史を振り返る。
オーストラリアの映画史をこれでもかと俗に紹介する娯楽映画ヒストリー。振り切り方とテンポが心地良く、教科書的ではなくタブロイド紙的に楽しめる良作でした。
#12
グッド・ヘアー
~アフロはどこへ消えた?~
Good Hair
クリス・ロックが、自らの娘からの「何で黒人の髪はチリチリなの?」という子どもならではの素朴な疑問をきっかけとして、一気にアフロアメリカンのルーツに迫っていく。
コンプレックスを補う為に対価を払いストレートヘアーにする。何か得て何かを失う輪廻は否定出来ずただ受け止めるしかない。それが最愛の人なら尚更。
#13
クレイジー・ラブ
~ストーカーに愛された女の復讐~
Crazy Love
誰もがうらやむようなカップル、バートとリンダ。だが度を越した愛情をリンダに抱いたバートは、ある日リンダの目に酸をかけて失明させてしまう。バートは服役囚となり、二人の関係は終わったかに思えたが・・。全米の話題を集めた二人を追ったドキュメンタリー作品。
限定的な状況下にあったとはいえ歪んでいた愛の滴が石に穴を開けた。ありきたりな言い方かもしれませんがそこに2度の奇跡を見ました。
#14
アーミッシュ
~禁欲教徒が快楽を試す時~
Devil's Playground
絶対禁欲主義キリスト教徒、アーミッシュの知られざる実態を描いた作品。18世紀の生活様式を保つアーミッシュ。だが15才を過ぎるとアーミッシュの子どもたちはコミュニティから離れて普通の若者の生活を送り、その上でアーミッシュの暮らしに戻るのか、外の世界で生きていくのかを自分の意志で選択しなくてはならない・・・。
青年は豊かな人生を送りたいと渇望する、そしてアーミッシュに残るか否か…。自分で選択出来るという事は自分で選択しなければいけないという事。多分幸せは後から気づくのでしょう。
#15
イエスメン
~大資本と戦うお笑いテロリスト~
THE YES MEN
イエスメンとはマイク・ボナーノとアンディ・ビックルバウムを中心としたグループ。一言で言えば、グローバル化に逆らうお笑いテロリスト。反企業体制・反WTO(世界貿易機関)のメンバーたちが、世界各国で開催される企業カンファレンスに忍び込み、WTOの人間になりすましてワールドワイドに大暴れする。
嫉妬する悪ふざけ。
#16
イエスメン2
~今度は戦争だ!~
The Yesmen
:Fix The World
笑いとともに、世界に対して挑戦を続けるアクティビスト集団イエスメン。本作では、イギリスのBBCまでもが完全に騙されてしまうほどに巧みな『でっちあげ』会社や団体を立ち上げ、特定の企業やアメリカのニューオリーンズ州を相手取って、皮肉たっぷりに戦いを挑む。
説得力ある悪ふざけ。
#17
ウォルマート
~世界最大のスーパー、その闇~
WAL-MART
:THE HIGH COST AND LOW PRICE
全米各地にあるディスカウントスーパー“ウォルマート”。どの商品も近くのスーパーよりも安く、コンタクトレンズの保存液や、歯磨き粉など、近くのスーパーよりも安い値段で商品が売られている。本作品は、ウォルマートが進出してくる地域では、地元の小さい商店は皆、廃業に追い込まれ地域コミュニティーを破壊するというストーリーで始まる。また、安い商品の裏には中国やバングラデシュのウォルマート工場での労働者搾取や、アメリカの店頭販売員も満足な給与や福利厚生を受けられていないという現実があった・・。
近場に立ち尽くす強大な敵と対峙する集団の力が、二枚舌に挟まれず根本をえぐる事を強く願いたくなる作品。
#18
マックスト・アウト
~カード地獄USA~
Maxed Out
1世帯あたり平均9000ドル以上のカード負債があるアメリカ。そんなクレジットカード漬けになっているアメリカ人の借金の実態と金融業界の真の姿に迫り、貧しき者がさらに貧しく、富めるものがさらに豊かになる仕組みを解き明かす。
富の集中は大富豪のカードチェンジの如く容易には立場が変わらないと思いました。
#19
イエスのショッピング
~買い物やめろ教会の伝道~
What World Jasus Buy?
アメリカ最大のショッピングセンターに、突如乱入してくる奇抜な聖歌隊。その中心に立つのは、反消費活動家のビリー牧師。彼は聖歌隊を率いて、ウォルマート本部、スターバックス、そしてディズニーランドにまで果敢にアポなし突入を繰り返す。果たしてこの奇抜な集団が「不買」を訴える真意とは…?
信念を持つパフォーマーなのかパフォーマーの信念を持つ人物なのか考えあぐねる。どちらにせよパフォーマーに変わりなくチームリーダーのパスポート的求心力がみなぎってました。
#20
スーパー・ハイ・ミー
~30日間吸いまくり人体実験~
Super High Me
マリファナを30日間吸い続けたらどうなるかを実験するドキュメンタリー。コメディアンのダグ・ベンソンは30日間マリファナを毎日吸い続けることで、自らの体を使ってマリファナの影響を調べる。
意図的な偏りのある企画に共感を得られるか否かは演出も含め意見が分かれる作品です。
#21
アウトフォックス
~イラク戦争を導いたプロパガンダTV~
Outfoxed
フォックスニュースチャンネルと、その創設者ロバート・マードックがいかに巨大メディアを統率・操作してきたか。そして視聴者の意識をいかにコントロールしてきたかを描いたスリリングなドキュメンタリー。
報道の公平、中立は危うい物でそれは視聴者に委ねられ、与えられた事柄を盲信的に受け入れる事を拒否する行動を取るべきなのはアメリカも日本も共通なのです。
#22
シェルビーの性教育
~避妊を学校で教えて!~
Education of Shelby Knox
保守派の根強いテキサスで育った少女、シェルビー・ノックスが、地域の性教育や同性愛者の捉え方に疑問を投げかけていく姿を追う。キリスト教保守派の町では同性愛やコンドームの使用が許されないため、学生妊娠や性病の割合が極めて高い。シェルビーは、保守的な人々に現実と向き合ってもらえるよう活動の指揮を執る…。
キリスト教原理主義を踏まえたシェルビーの自我の目覚めと改革の気概。彼女の思想と行動を後追いしたくなる作品です。
#23
ノット・レイテッド
~アメリカ映倫のウソを暴け!~
This Film Is Nt Yet Rated
数十年にわたり謎に包まれていたアメリカ唯一の映画倫理委員会『MPAA』を公のものにする。「映画の年齢制限は誰がどう決めているのか?」という疑問に対するドキュメンタリー。知られざる映画の裏の1シーンにメスを入れる作品。
過去作品を踏まえた映画倫理の価値基準をある程度設定しなければ作品の内容に対して不公平感が拭えない。制作者側の心情を汲むのも今後のMPAAに求められるのではないでしょうか。
#24
CSA
~南北戦争で南軍が勝っていたら?~
C.S.A. The Confederate States OF America
もし、アメリカの南北戦争で南部が勝利していたらその後のアメリカは、世界は、どうなっていたのかの検証を試みた作品。しかしただのドキュメンタリーではなく、全編がイギリスのテレビ局が制作したアメリカ連合国の歴史を振り返るドキュメンタリー番組の体裁になっており、合間には色々なCMも入る偽ドキュメンタリー。
細部にまでこだわりを見せた上質なフェイクドキュメンタリー。特にテレビの体をとりながらのCMや番組予告は秀逸。
#25
クローゼット
~ゲイ叩き政治家のゲイを暴け!~
Outrage
ゲイでありながらそのことを隠し、さらにゲイの権利を求める法案に反対票すら投じる「クローゼット議員」たちを追ったドキュメンタリー作品。「クローゼット議員」の同性愛遍歴を赤裸々に暴いていることでも、本国アメリカで話題を集めた。
ゲイの議員がゲイの敵となる。同性愛者に偏見を持つ事は恥ずかしく愚かしいと過半数の人間が考えれば社会は変わるのか?視聴者のマインドに問いかけます。
#26
バーチ通り51番地
~理想の両親が隠した秘密~
51Birch Street
仲睦まじい夫婦だと、家族の誰もが信じていた父と母。だが母がこの世を去ってすぐに、父は別の女性と結婚してしまう。年老いた両親はなぜ夫婦でいられたのか?母が遺した日記に記されていた残酷な真実とは・・。結婚とは、愛とは何なのかと、観る者全てに問いかける作品。
映画の最後に父親は息子に「楽しめ」と告げる。その広くて深い一言を聞いて 往々にして過ぎ去り失ってから気付く幸せに、前もって敏感になりたいと思いました。
#27
パティ・ハースト誘拐
~メディア王令嬢のゲリラ戦記~
Guerrilla
:The Taking Patty Hearst
1970年代初頭、アメリカにセンセーションを巻き起こしたパティー・ハースト誘拐事件に鋭く焦点を絞った作品。巨大な財閥であり新聞王であったハースト家の娘であるパティー・ハーストは、ゲリラに誘拐された後に洗脳され、実際の略奪事件に犯人側の一員として登場するのだが・・。
極限状態になったパティの心中を察する事は難しいが、簡単に言えば洗脳され犯罪者集団の仲間に自ずと手を貸す物語として救いが無く哀しい映画。
#28
ロック・スクール
~元祖白熱ロック教室~
Rock School
ジャック・ブラックが主演し、日本でも大きな話題を呼んだ映画「スクール・オブ・ロック」。その映画のモデルになった、子どものためのロック学校についてのドキュメンタリー。
スクールの校長であり講師でもあるポールがほとばしる熱を子供達にぶつける。音楽を通じて成長を促すポールの無軌道にも思えるコーチとユーモア。ラストのライブシーンで子供達のグルーブに胸が熱くなりました。
#29
600万のクリップ
~ホロコーストを学ぶ~
Paper Clips
アメリカ、テネシー州の小さな白人社会の町の学校で、ある教師が第2次世界大戦のユダヤ人迫害に関する授業を始まる。生徒たちは世界中の人々に呼びかけ、殺されたユダヤ人600万人分のクリップを数年かけて集めていく過程を描いた作品。
ユダヤ人が600万人虐殺されたといっても数が多すぎて正直実感が湧かないけれど、バケツからクリップをすくいこれだけの人が殺されたと説明された方が想像出来る。善意が詰まった作品です。
#30
ブラックコメディ
~差別を笑いとばせ!~
Why We Love Laugh
:Black Comedians On Black Comedy
ウェイアンズ兄弟にビル・コスビー、デイブ・シャペルにポール・ムーニー、そしてクリス・ロック…。豪華な黒人コメディアンの面々が、黒人コメディの歴史や時代背景、そして現在に至るまでを語った作品。
差別を背景に哀しみや怒りの押し引きをしながら客前で道化に粉し、確固たるジャンルを先人達が作ったブラックコメディの歴史と現状がとてつもなく興味深い。
#31
収容所のラブレター
Steal A Pencil For Me
第二次世界大戦中、ユダヤ人強制収容所で交わされたラブレターに焦点をあてた作品。ジャックには心に決めていた女性イナがいたが、親の都合でマンヤと結婚させられてしまった。そんな中、三人はユダヤ人強制収容所に連行され、悲惨な環境の下共同生活を強いられる…。
運命の出逢いと悲劇の別れ。気持ちを綴ったラブレター。さよならではなく、またねと書きたい。という台詞に強く共感しました。
#32
サーフワイズ
~ユートピアを目指した放浪大家族~
Surfwise
:The Amazing True Odyssey of paskowitz Family~
実在するサーフ界の伝説の家族「バスコウィッツ一家」を追ったドキュメンタリー。スタンフォード大学卒の医者でありサーフィンを楽しむモテモテのドリアン。だがその裏側や、家族の本音は…。
自らの理想を追い求める父親は当然の様に家族を巻き込むが、幸福と信じて疑わなかった生活に歪が生じてくる。基礎教育の欠如は環境適応の障害になり、安定が皆から遠のいてゆく。
#33
ニューヨークお受験戦争
~それは保育園から始まる~
Nursery University
マンハッタンでは今、保育園お受験が熱い! 何ページにもわたる申し込み用紙、時間のかかる面接、4000ドルも支払うアドバイザー…。保育園お受験成功を目指して親たちが奮闘する姿を8ヶ月にわたって追ったドキュメンタリー。
国は違えど親が子供に期待する気持ちは同じ。しかしエゴイズムからくる親の押し付けは虚無感が去来しました。
#34
ジャンデック
~謎のミュージシャンの正体を追う~
JANDECK ON CORWOOD
テキサス州のアシッド・フォーク・シンガー、ジャンデック(ヤンデック)のドキュメンタリー。その経歴が謎に包まれたアーティスト、JANDEKの音楽の素晴らしさを、雑誌編集者やラジオDJの証言とともに伝えた作品。
全てが謎の音楽家ジャンデックを周りの関係者からの証言で本人に迫ろうとするドキュメンタリー。全編に決してポップとは言いきれないBGMが流れ、どこか怪しげな雰囲気が漂う作品。
#35
ビアポン
~世界一バカなスポーツ~
Last Cup
:The Road to the World Series of Beer Pong
アメリカの大学生を中心に若者の間で流行り始めたスポーツ(?)「BEER PONG」の全国チャンピオンシップを追った作品。2007年の大会開催までの裏側や優勝候補チームへの密着、チャンピオン決定の瞬間までをドキュメントする。
まだメジャースポーツとは言えないビアポン。そのスポーツに青春をかけた青年達の熱意は必見。
#36
ビーイング・ボーン
~驚異のアメリカ出産ビジネス~
The Besiness of Being Born
アメリカの病院や医療保険のビジネス化によるゆがんだ医療の現状を追う。いかにアメリカの医師が金儲けのために不必要な帝王切開や促進剤を使っているかなど、隠された事実に迫り問題を提起する。
各国民共通の懸案事項である「健康」を食い物にするアメリカの悪徳医師。許されざる者たちに天罰はくだるのか?
#37
ライト・テイクス・アス
~ブラックメタル暗黒史~
Until The Light Takes Us
過去のノルウェーのブラックメタルの一連の事件に関する、ヴァーグ・ヴァイカーネスの独占インタビューと、初期の黒魔術傾倒によって引き起こされた教会放火の歴史、社会現象になったブラックメタルのイデオロギーを記録したドキュメンタリー。
イデオロギーの違いは時として理解に苦しむけれど、黒魔術系統は尚更。僕の概念に無い行動に驚愕と落胆を感じました。
#38
アンダー・ザ・スキン
~ライム病との戦い~
under our Skin
1980年代から密かに蔓延し、疫病と呼ぶ者もあるライム病。ティックというダニの一種に噛まれることにより体内にバクテリアが入り込み、感染、発病する。死に至ることもあるこの病が世間でほとんど知られていないその理由には、政治的な問題が大きくからんでいた。
ライム病について全く知識が無かった僕ですがこの作品を観て余りの被害と後遺症に愕然。政治の問題も関わり想像を超える戦いがそこにありました。
#39
カジノ・ジャック
~史上最悪のロビイスト~
Casino Jack and the United States of Money
アメリカ議会史上最悪のスキャンダルと言われた、大物ロビイスト、ジャック・エイブラモフの議会わいろ事件、およびカジノ関連詐欺事件を描いたドキュメンタリー作品。共和党の下院の前院内内総務であったトム・ディレイ議員の逮捕劇を含め、アメリカの政界の汚職を深く追求する。
日本では殆ど馴染みのないロビイストの賄賂事件を筆頭にアメリカ政界の汚職を追う。負のジャックポットは汚れたコインを吐き出し続ける。
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