タモさんをピエロ役にするなんて、男性翻弄
スキル高〜い
――初対面でもたった数十分で面白いトークを展開させないといけない、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキング。トークの腕はもちろん、ゲストとタモリの相性も大きく影響してしまいます。そんな2人の相性を、勝手に答え合わせ占いしちゃいまぁ~す。
テレフォンショッキング、9月21日のゲストは長澤まさみ。
タモリ 1945年8月22日生まれ しし座
長澤まさみ 1987年6月3日生まれ ふたご座
出演映画『モテキ』が好評だという長澤まさみが、『モテキ』の宣伝ポスターを引っ提げて登場。映画では森山未來を翻弄している長澤、果たしてタモリのことも翻弄できるのか!? ゲストが若手女優のときは、たいてい話が噛み合わず、微妙な空気で終わることが多いから、少々心配。
タモリ「モテキって何?」
長澤「誰しも持ってる、ある一定の時期に集中的にモテる時期で......」
タモリ「ない!」
長澤「え?」
タモリ「誰しも、ない!」
『モテキ』はおろか、"モテ期"も知らないタモリに、「漫画原作があって、ドラマ化もしていて、それで今回映画化したんですよ」と長澤が懸命に説明をするも、「はぁ~」と気のない返事をするタモリ。かと思うと、突然「キレイになられましたね」と長澤の容姿を褒め始めた。『モテキ』の宣伝の時間、もう終わり!? タモリったら、大事な宣伝タイムをあっさり流しちゃったよ!
その後も、ゆっくりしたスピードで当たり障りのないコメントをする長澤を、どう扱っていいのか探り探りだったのか、いまひとつテンポは上がらずトークが進んでいく。「20代のうちにやっておいた方がいいこと」というトークテーマでは、
タモリ「女性は美容に気を遣った方がいいよね。20代のうちの基礎がその後に響くから」
長澤「がん、ばり、ます!(ウィスパーボイスで)」
タモリ「森進一のマネしてんの? ぐぁんぶぁりまぁす!(森進一のマネをしながら)」
と、20代前半の若い女の子には分かりづらいイジリをするタモリ。同じテーマでトークは続き、
タモリ「え、焦ってんの?」
長澤「いえ、焦ってるわけじゃないですけど、タモリさんとお話する機会ってなかなかないから、先輩からありがたいお言葉を聞けたらな、と」
タモリ「ほーう。私からお話を聞きたい? じっくりとー時間ツクリマショーカー?(変な口調で)」
だんだん、なんだかよく分からない方向にタモリがボケをかまし始めた。長澤まさみがあまりに平凡なトークをするから、今日はタモリ自身がピエロ役に徹しようと頑張ってるのかな? 健気なタモリ......。
トークを見るに、お世辞にも相性が良かったとは思えない2人。この日の運勢はどうだったのだろうか。せっかくなので、『モテキ』と絡めて、恋占いのエース雑誌『恋運暦』(イーストプレス)でチェックしてみよう。
まず、ふたご座・長澤は、「本音を隠しながらうまくグループの中でいい位置を占める。そんなふたご座の得意技がことごとく裏目に出る危険性あり」とな。ほほう、つまり、最初から最後まで毒も見どころもなかったトークは、長澤が"本音を隠しながら"話してたからなのね。ちなみに、10月7日までのふたご座は、「自ら進んで汚れ役や汗かき仕事を買って出ることで、周囲の人気と信頼を獲得できるばかりか、自分の才能や『その先』を感じることができる」のだそう。今後、長澤まさみの"汗かき仕事"に期待!
一方のタモリはというと、「ニガテの克服。これが今月のしし座の重要なテーマ」だって。どちらかというとゲストの中ではニガテな部類に入るであろう、若手女優とのトークを克服すべく一生懸命になるあまりに、森進一発言やら変なしゃべり口調やら、謎のボケを連発してたのかしら? 頑張ったんだネ、タモリ☆ この、しし座の"ニガテの克服"も、『恋運暦』によると、10月7日まで続く現象だとのこと。10月7日までは、たとえテレフォンショッキングのトークが盛り上がらない回があっても、「あ、今タモさん、ニガテの克服中なんだわ。ファイト!」と菩薩のような気持ちで見てよ~っと。
(朝井麻由美)
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