美味しいものを食べて幸せな時間。その時をご一緒できるのが嬉しいんです。

　学生時代、ちいさな小料理屋さんでアルバイトをしていました。常連のお客様が多くいらっしゃるお店で、単に料理を運ぶだけではなく、人対人として交流を深めていけることがとても楽しかったんです。だから就職活動の際も、一期一会で多くのお客様をお迎えするような接客業ではなく、一人ひとりのお客様とじっくり向き合える当社の仕事にとても魅力を感じました。
　今はレストラン担当ですが、人というのは美味しいものを食べたり飲んだりしてる時が一番リラックスできて、幸せな気分になっているはず。その時間や空間をサポートしながらご一緒できることがとても楽しいんです。お客様の多くは社会的な地位のある方々で、日頃からハイクオリティなサービスを受け慣れています。そういう意味では私が至らない部分もあり、逆に学ばせていただくことが多々ありますから、常に誠意をもって接するという姿勢はどんな時にも忘れないようにしています。お客様や先輩たちに育てていただきながら、ホテルスタッフとして日々成長できていると感じます。＜五味百合香さん＞

好きなことが仕事に。次は、経営面にも生かしたいですね。

　スキーが大好きで、学生時代はインストラクターのアルバイトをずっと続けていたほど。ですから最初は、スキー場で働きたい一心で当社を志望した面もありました。しかし1年目、2年目と、箱根でレストランスタッフとして勤務するうちホテル業のおもしろさに目覚め、3年目の2010年には、なんと念願のゴルフ・スキー場担当になることができました。
　冬はスキー、夏はゴルフ場での手配や管理を担当するのですが、ゴルフの場合、多い方では毎週のようにお越しになるお客様もいらして、お誘いに応じて一緒にプレーすることもあります。ですから、できるだけ多くのお客様の顔と名前を覚えておこうと、お声掛けは積極的にするように心がけていますね。冬にはスキー場でたくさんのお客様をお迎えしますが、スキー好きの私としては冬こそ本領発揮！　今後はスキーを基礎から学べるプランなど色々とアイデアを出しながら、「東急リゾートのスキー場で滑ってから楽しさに目覚めた！」という人が続出するくらい、自分の特技を生かして、経営面にも貢献できるようになりたいですね。＜牧　紀男さん＞

家族が一緒に過ごす。心に刻まれる思い出の記憶を作るお手伝いをしたいんです。

　私の両親はアウトドアが大好きで、子供の頃には毎年のように色々な場所に連れて行ってくれました。今でもその時のことは鮮明に覚えているので、家族で一緒に過ごす時間が子供にとってどれほど大切な思い出になるかということは、人一倍わかっているつもりです。ですから、リゾート施設を幅広く展開する当社に入社したからには、そういう家族の思い出作りをお手伝いしたいと思っていました。
　しかし、まさかいきなり企画を担当する部署に配属になるとは思わず、実際にお客様を迎える現場での経験が何もない状態で企画を考えることに、最初はとても戸惑いました。しかし最近は、現場経験がない分、よりお客様に近い視点でイベントの企画や広告などを考えることができるとプラスに考え、積極的にアイデアを出すようにしています。いずれは私も現場に出ることになると思いますが、その際は逆に企画に携わって得た経験を生かして、社内の連携を大切にしながら、ホテル全体でお客様の思い出作りをお手伝いしたいと思っています。＜多田陽一朗さん＞