細野原発相は30日、来年4月に創設する「原子力安全庁(仮称)」のあり方について検討するため、有識者で構成する「原子力事故再発防止顧問会議」を設置すると発表した。
安全庁の組織の基本的な方向性は8月に閣議決定されているが、細野原発相は、幅広い層から具体的な意見を集めたいとしている。
メンバーは、原発に批判的な飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長や、中部電力浜岡原発がある静岡県の川勝平太知事のほか、大学教授、弁護士など11人。来月4日に初会合を開き、年内に意見をまとめる方針。