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2011年9月29日(木) 19:17 |
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高潮に警戒、岡山市内で冠水
ここ数日、瀬戸内海沿岸の潮位が、黒潮などの影響で上昇しています。 29日の満潮時刻には、岡山市内でも道路が冠水するところがあり、気象台では高潮への注意を呼びかけています。
宇野港が満潮をむかえた29日昼過ぎ、河口から7キロほど上流の旭川沿いの道路も、高潮の影響で冠水しました。 29日の宇野港の潮位は満潮時、通常よりも約30センチ高くなりました。 冠水している道路を前に、車などで通りがかった人たちは皆、戸惑った様子でした なぜ、瀬戸内海の潮位が上がっているのでしょうか。 黒潮は海水温が高いため膨張していて、それが瀬戸内海に流れ込むことで、さらに水位が上昇したということです。 気象台によりますと、29日の深夜0時頃、倉敷や笠岡などの瀬戸内海沿岸では、20センチから30センチ潮位が上昇する見込みです。 また、香川でも中讃地域で、最大約40センチ上昇すると見られています。 大潮の時期が1日まで続くため、引き続き、沿岸部や、土地が低いところなどでは、冠水・浸水に注意が必要です。
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