Everyone says I love you !

毎日、泣いて笑って喜んで哀しんでる、かなりラテンの血の濃い、そんなあやつの言いたいこと

セシウム汚染牛肉給食 牛肉出荷停止解除 福島の子どもの半数近くが甲状腺被ばく 内部被曝の恐怖36

2011-08-18 19:01:23 | 福島原発事故

 

すでに、一ヶ月以上前にこのブログでもお知らせしたことですが、3月末に福島の子ども達1000人以上を検査したところ、45%が甲状腺被曝をしました(福島原発事故 内部被曝の恐怖30  福島の子ども45%甲状腺被ばく 原子力安全委 精密検査せず放置 )。

今、その説明会が福島各地で行われています。

その量は「問題となるレベルではない」と政府は言うのですが、問題は、検査したのが3月末で、それからもずっと放射性物質は降り積もり、子ども達は被曝し続けていると言うことです。

たとえば、下の記事にあるように、給食にセシウム汚染牛肉が出してしまったというようなこともあります。それは福島や大阪だけのことではないでしょうし、給食だけの問題でもありません(放射能を防ぐ生活方法 子どもたちを守る放射線防護学  子ども未来法律事務所通信9)。


 

そろそろ、出荷停止解除だそうですが、いくらなんでもちゃんと手当をしたはずでしょうから、福島や宮城の牛肉の出荷は今度こそ大丈夫なんでしょう。


でも、ほんとのところ、もう、どこに住んでいても、何を食べても完全に安心ということはない。放射能と一緒に暮らさなければならない、アフターフクシマの日本です。

確かに、児玉龍彦教授の言われるように除染も大事です。大事ですが。。。。。。毎日、薄っすい「死の灰」が降ってくるのですから、切りがないです、正直言って。

せめて、給食くらい安心して食べられるように、福島の子達の集団疎開を考えるべき時期だと思います。


 

 

 

よろしかったら上下ともクリックしてくださると、たいへん嬉しいです。

人気ブログランキングへ人気ブログランキング  

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

 

福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明

写真:子どもの甲状腺の検査について国の原子力被災者生活支援チームが開いた説明会=17日午後6時41分、福島県いわき市内、西堀岳路撮影拡大

子どもの甲状腺の検査について国の原子力被災者生活支援チームが開いた説明会=17日午後6時41分、福島県いわき市内、西堀岳路撮影

 

 朝日新聞 2011年8月17日21時26分

 東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、長期的に見守る必要がある。

 検査は3月24〜30日、いわき市と川俣町、飯舘村で0〜15歳の子どもを対象に実施した。原子力安全委員会が当時、精密検査が必要だと決めた基準は甲状腺被曝線量が毎時0.20マイクロシーベルト以上。1150人のうち、条件が整い測定できた1080人は全員、0.10マイクロシーベルト以下だった。

 この日、説明会には、検査を受けた子どもの保護者ら約50人が参加した。対策本部原子力被災者生活支援チームの福島靖正医療班長は「問題となるレベルではない」と説明した。

 全体の55%の子は検出限界も含み測定値が「0」だった。「0」超では、0.01マイクロシーベルトが26%いた。0.02マイクロシーベルトが11%で、最高は0.10マイクロシーベルトだった。

 3月の検査時に、その場で「健康に影響はない」とする結果が保護者らに伝えられた。ただし数値は通知されず、説明を求める声が上がっていた。

 対策本部は、当時18歳以下の県内の子ども36万人について、福島県が一生涯続ける予定の甲状腺の超音波検査への協力を呼びかけている。(林義則、大岩ゆり)

 

最大被ばく毎時0.1マイクロSv=子どもの甲状腺−放射性ヨウ素、3月下旬検査

 福島第1原発事故後の3月下旬、政府の原子力災害対策本部が福島県いわき市などの15歳以下の1149人を対象に放射性ヨウ素の甲状腺被ばく検査をした結果、最大で毎時0.1マイクロシーベルトの被ばくが確認されたことが18日、分かった。原子力安全委員会が精密検査が必要とした毎時0.2マイクロシーベルトを下回っており、同本部は「問題となるレベルではない」としている。
 同本部によると、空間線量が高く、正しい結果が出せなかったケースなどを除いた1080人の検査結果で、44.6%(482人)の被ばくが確認された。このうち毎時0.01〜0.04マイクロシーベルトが471人、0.05〜0.07マイクロシーベルトが10人、0.1マイクロシーベルトは1人だった。
 残り55.4%(598人)は0マイクロシーベルトで、被ばくは確認されなかった。
 調査は3月24〜30日、0〜15歳のいわき市、川俣町、飯舘村の子どもを対象に実施。甲状腺に取り込まれやすい放射性ヨウ素について検出器を喉に当て、放射線量を簡易測定した。(時事通信 2011/08/18-18:27)

 

 

原発事故後の稲わら1万3075頭に 宮城

< 2011年8月12日 2:33 日本テレビ>

 宮城県が県内産肉牛の出荷停止の解除に向けて行った農家への調査で、1万3075頭の肉牛に、福島第一原子力発電所事故後に集めた稲わらが与えられていたことがわかった。

 宮城県は、現在、出荷停止中の県内産肉牛について、国に出荷停止の解除を求めるため、2〜5日に県内861戸の肥育農家に対して立ち入り調査を行った。その結果、169戸の農家の1万3075頭に、原発事故後に集めた稲わらが与えられていたことがわかった。

 これに加え、3548頭の牛に、畜舎の床に敷かれる「敷きわら」として事故後に集められたわらが利用されていた。

 

 

 

セシウム汚染疑い牛肉、福島市内の小学校給食に

 福島市教育委員会は18日、市立飯坂小学校で5月26日に出された給食の食材に、放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられていた疑いのある牛の肉が使用されていたことを明らかにした。

 福島県教委によると、問題の牛肉が県内の学校給食に出されていたことが判明したのは初めて。市教委は2学期の市立小・中学校の給食で牛肉を使うのを当面見合わせる。

 市が、1学期中の給食で使われた牛の個体識別番号と、厚生労働省が公表している汚染稲わらを食べた可能性のある牛の個体識別番号を照合して判明した。肉はビーフシチューの具材として児童、教職員ら378人に出された。1食あたりの放射性セシウムは微量で、健康への影響はないとみられるという。

2011年8月18日18時42分 読売新聞)

 

 

大阪3市町の学校給食で使用「健康影響ない」

2011.8.18 10:42 産経新聞

 国の暫定基準値を超える放射性セシウムに稲わらが汚染されていた問題で、大阪府などは17日、貝塚市、岸和田市、熊取町の3市町の学校給食で、汚染された稲わらを食べた疑いがある牛の肉を使用していたと発表した。すでに泉佐野市の市立学校給食センターで4〜7月に3回使用していたことが分かっており、府内では4市町の学校給食で提供されたことになるという。

 貝塚市教委によると、6月7、8、24日の3回、市立南小と永寿小の2校の給食で出されたカレーやきんぴらなどに静岡県産の牛肉を使用。南小で牛肉計67キロを使い934食、永寿小では計17.5キロを使い234食を提供していた。1人あたりの牛肉摂取量は計70グラムになるという。

 岸和田市では、市立城内小と浜小で6月15日、ミネストローネで福島県産の牛肉を使用。城内小では牛肉10キロを使い895食、浜小では2.6キロを使い261食を提供した。熊取町でも6月2日、セシウム汚染の疑いがある牛肉を学校給食で使っていた。

 府などは「いずれも実際にセシウムが含まれていたかは不明で、食べたとしても健康への影響は考えられない」としている。各学校は、9月からの給食で牛肉の使用を控える方針。

 

 

 政府は18日、福島県と宮城県で飼育されている肉牛の出荷停止を両県全域で解除する方向で検討に入った。早ければ19日にも両県知事に解除を指示する。肉牛から国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、政府は7月19日〜8月2日、福島、宮城、岩手、栃木の4県に出荷停止を指示したが、解除すれば初めてとなる。

 農林水産省と厚生労働省、福島、宮城両県は、汚染された稲わらの管理や解体後の牛の放射性物質検査の体制などを協議してきた。その結果、汚染稲わらを他の飼料と明確に区分してシートで覆ったり、地中に埋めて餌として使用できない状態であることが確認され、食肉処理後のセシウム検査で暫定規制値以下であれば、出荷を認める方向。

 政府は岩手、栃木両県についても同様の条件が整い次第、出荷停止を解除する方針。

 出荷再開の条件として、厚労省は畜産農家に保管されている汚染稲わらを農家の敷地外に移すよう求めていた。一方、農水省や福島、宮城両県は、保管場所の確保が難しいことを理由に農家の敷地内で牛と隔離した場所に置く方法を主張していた。【佐々木洋】

 

ジャンル:速報
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く  |  Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
« 泊原発 営業運転... | トップ | 読売新聞は消費税... »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

 ※ 
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む