【動画】九工大、ロケット打ち上げ実験成功 |
九州工業大(北九州市戸畑区)の研究グループが29日午前、同市小倉南区の平尾台で小型ロケットの打ち上げ・回収実験に挑んだ。ロケットは高度1千メートルまで到達した後、無事に地上に生還し、実験は成功した。
実験をしたのは、同大の米本浩一教授(航空宇宙工学)の研究グループ。宇宙と地球を往復する有翼ロケット「スペースプレーン」の開発に取り組んでいる。
この日は、全長約1.5メートル、直径約30センチ、重さ約35キロの実験機を打ち上げた。カウントダウンとともに激しい音と煙をたてて飛び立つと、約20秒後に上空でパラシュートが開き、1分半余りで地上に戻った。