放射性物質の農産物への影響調査について（第５５報）

　埼玉県は、国の協力を得て東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産

物への影響調査を実施しています。

　今回の調査では、米、野菜等、原乳、魚及び牧草等について検体を採取し分析を行いました。

（１）米については、全ての検体において放射性物質が検出されませんでした。これにより

　　　川口市、蕨市で栽培された米は本調査を終了したことから、出荷・販売等ができるように

    　なります。

（２）野菜等、魚及び牧草については、全ての検体において放射性物質は検出されませんでした。

（３）原乳については、全ての検体において暫定規制値を下回っていました。

　１　米の調査結果

　　　　採  取  日：平成２３年９月２６日

　　　　結果判明日：平成２３年９月２９日

　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

　（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

　２　野菜等の調査結果

　　　　 採  取  日：平成２３年９月２６日及び２７日

　　　　 結果判明日：平成２３年９月２９日

　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

　※根菜、芋類を除く

　　（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

  ３　原乳の調査結果

　　　 採取日：平成２３年９月２８日

　　　 結果判明日：平成２３年９月２９日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：国立保健医療科学院

　※川越市、飯能市、上尾市、朝霞市、志木市、桶川市、富士見市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、

　　小川町、ときがわ町

　（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出下限値未満であることを示す。

　　　　 検出下限値：放射性ヨウ素 0.2～0.4Bq/kg、放射性セシウム 0.2～0.5Bq/kg

　 ４　魚の調査結果

　　　　 採  取  日：平成２３年９月１７日及び１８日

　　　　 結果判明日：平成２３年９月２９日

　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

（※）放射性ヨウ素は「魚介類」、放射性セシウムは「肉・卵・魚・その他」の区分を適用

（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg

　 ５　牧草等の調査結果

　　 　　採取日：平成２３年９月２２日

　　　　 結果判明日：平成２３年９月２９日

　　　　　　　　　　　　　　分析機関：農林水産消費安全技術センター

　（注）「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　　 定量下限値：放射性ヨウ素 10Bq/kg、放射性セシウム 10Bq/kg

【問合せ先】

（米については）

農林部　生産振興課

主穀担当　持田・岡田

直通 048-830-4145

内線 4145

E-mail: a4130@pref.saitama.lg.jp

（魚については）

農林部　生産振興課

内水面漁場管理委員会・水産担当　鈴木・長谷川

直通　048-830-4151

内線  4151

E-mail: a4130@pref.saitama.lg.jp

（原乳・牧草等の調査については）

農林部　畜産安全課

畜産振興担当　丸山・窪田

直通048-830-4194

内線 4194

E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp