事件中部電社員に懲役19年判決 妻にスタンガン、水難事故装い殺人罪2011.9.29 10:29

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中部電社員に懲役19年判決 妻にスタンガン、水難事故装い殺人罪

2011.9.29 10:29

 愛知県犬山市の木曽川で平成20年、離婚調停中で別居していた妻を水難事故に見せかけ殺害したとして、殺人罪に問われた中部電力社員、川井正俊被告(44)に、名古屋地裁は29日、懲役19年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

 田辺三保子裁判長は「水のある場所で会うことに固執し、背後からスタンガンを押し当てており、殺害を計画していたと推認できる」と指摘。殺害の動機は「離婚調停中で妻に脅迫にも近い内容の手紙を送るなど憎しみがあり、今後支払う子どもの養育費などで悩みを抱えていた」とした。

 その上で「計画性の高い犯行」と述べた。

 弁護側は「口論になり、スタンガンを取り出したら妻が向かってきて、もみ合いとなり川に転落した事故だ」と無罪を主張していた。弁護側は29日、判決を不服として名古屋高裁に控訴した。

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