事件日本関係船舶、海賊の襲撃被害 ソマリア周辺で今年2件目2011.9.29 15:17

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日本関係船舶、海賊の襲撃被害 ソマリア周辺で今年2件目

2011.9.29 15:17

 国土交通省に入った連絡によると、28日午後9時半(現地時間28日午後3時半)ごろ、エジプト沖の紅海を航行していた東京マリン(東京)のケミカルタンカー「GINGA BOBCAT」(パナマ船籍、1万6222トン)に小型ボートが接近。約15分間追跡され、手榴(しゅりゅう)弾ランチャー(RPG)による発砲を受けた。

 タンカーのブリッジ下部左側面に直径約10センチの穴が1カ所開いたが、航行に影響はなく、ジグザグに航行するなどしてボートを振り切った。タンカーの船員24人は全員バングラディシュ人で、けがはなかった。

 またこの約45分前、東京マリンが運航する別のケミカルタンカーが同海域で小型ボートに追跡され、発砲を受けた。被害はなく追跡を振り切ったが、国交省はいずれも海賊に襲撃されたとみて詳細を調べている。

 今年に入って日本関係船舶が海賊に襲撃されるケースは10件目で、ソマリア周辺海域では2件目。

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