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「全ての原発廃止を」　広瀬さんが那覇市で講演2011年9月27日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

原発と基地の問題をめぐって活発に意見を交わす、広瀬隆さん（右）とダグラス・ラミスさん＝２６日夜、那覇市のパレット市民劇場

　「福島から広がる放射能汚染の恐怖―危険な米軍基地と原発」をテーマに、原子力発電所の危険性を訴えてきた作家・ジャーナリストの広瀬隆さんらによる講演会・対談（沖縄９条連主催）が２６日夜、那覇市のパレット市民劇場で開かれた。
　広瀬さんは「地震で原子炉は壊れる。次どこかで壊れたら日本は壊滅的だ。何も食べられなくなる」と指摘。「全ての原発を即時に廃止すべきだ」と強調した。政治学者のダグラス・ラミスさんは「広瀬さんが『東京に原発を！』という本を書いた時、東京の人たちが怒った。原発が危険であることを分かっているからだ。電気は欲しいが危ない原発は遠くに置きたい。安保は賛成だが、基地はいらないという、沖縄の基地問題と共通する」と指摘した。


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