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開通3カ月で橋ボロボロ、当局「最低限通れるだろ」―中国

サーチナ 9月29日(木)10時36分配信

 中国の広西チワン族自治区で、大規模改修工事を終えたばかりの橋に亀裂が発生して問題となった。現地の行政担当者は「最低限通れるだろう」と安全性をないがしろにしたと思えるコメントを出した。中国網が伝えた。

 問題の橋は、同自治区梧州市を流れる桂江にかかる「桂江一橋」。完成から40年が経過し、昨年から大規模改修工事が始まった。今年6月5日に開通したのだが、3カ月あまり経過した9月下旬にはすでに路面に亀裂が走り、アスファルト舗装しなおす工事が始まったという。

 改修工事の施工担当者は、使用したコンクリートが品質基準を満たしていなかったことが亀裂の原因であると説明。さらに「市の当局が、6月5日開通を厳命したこと」が手抜き工事につながったと話した。

 これに対して同市市政管理局は「再工事は失敗の穴埋めではない。亀裂は開通前に発見していたが、安全上問題ないことが分かったので予定通り開通した」と釈明。同局局長は「開通を優先した。少々走りづらくても、品質に問題があっても、最低限通れるのだから」と正当性を主張した。

 多くの中国メディアは同局長のコメントに対して「無責任」「一体どんなロジックだ」「毎日自分で渡ってみろ」など、批判的な評論を展開した。(編集担当:柳川俊之)

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最終更新:9月29日(木)11時38分

サーチナ

 

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