NHK埼玉県のニュース　さいたま放送局

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３１回振り込め詐欺被害

ふじみ野市で会社を経営するお年寄り夫婦が「３００万円を融資する」などとうその話を持ちかけられて、手数料や保証金などの名目で３１回にわたってあわせて１２００万円あまりをだまし取られ、警察が振り込め詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、ふじみ野市で会社を経営している東京・北区の８８歳の男性と７８歳の妻です。警察によりますと、ことし６月２０日、男性が経営する会社に「３００万円を融資する」という内容のＦＡＸが届き、その後、妻が確認の電話を入れると、金融業者を名乗る男から「融資するので手数料を振り込んで欲しい」となどと言われ、指定された銀行の口座に現金を振り込んだということです。金融業者を名乗る男からはその後も、「保証金を振り込んで下さい」などと現金の振り込みを求める電話が繰り返しかかり、７月１９日までの１か月で、３１回にわたりあわせて１２００万円あまりを振り込んだということです。
夫婦は、融資の金が振り込まれないことからだまされたことに気づき、７月下旬に警察に被害届けを出したということです。
警察は、振り込め詐欺事件として捜査しています。

09月29日　16時13分

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