覚醒剤2キロ余を密輸 男逮捕
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覚醒剤2キロ余を密輸 男逮捕

9月29日 13時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

陶器の輸入を装って木箱の底に覚醒剤2キロ余りを隠してトルコから密輸したとして、東京・板橋区のトルコ人の男が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・板橋区のバイク販売店経営、シェリフナリン容疑者(41)です。警視庁の調べによりますと、ナリン容疑者は先月、陶器の輸入を装って木箱の底に覚醒剤2キロ余り、およそ1億6500万円分を隠して、国際航空貨物でトルコから密輸したとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。ナリン容疑者が経営する板橋区のバイク販売店宛ての65センチ四方の木箱を東京税関がエックス線で調べたところ、底が二重になっていて、袋に入った覚醒剤が隠されていたということで、袋の回りには麻薬犬の検査で気付かれないようにカレーが塗られていたということです。調べに対し、ナリン容疑者は容疑を認め、「金を借りていたイスラエル人の男に頼まれて荷物を受け取った。報酬が多額だったので中身は麻薬以外に考えられないと思っていた」と供述しているということです。警視庁は、ナリン容疑者に受け取りを依頼したイスラエル人の逮捕状を取って行方を捜査し、密輸ルートの実態について調べることにしています。