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札幌市の原発協議参加申し入れに 高橋知事が慎重姿勢

(09/29 10:49、09/29 13:02 更新)

 高橋はるみ知事は28日の記者会見で、道が北電泊原発(後志管内泊村)に関して後志管内の市町村と設ける意見交換の場に上田文雄札幌市長が参加を申し入れていることに対し「まずは後志管内の市町村との意見交換の場をしっかり立ち上げる。それ以外の市町村についてはいろいろな地域のバランスもあり、まだ決める状況にない」と述べ、慎重に対応する姿勢を示した。

 ただ、知事は「要請があれば資料を送付するし、説明を行うなどきめ細やかな対応をする」とした。

 また、今冬の電力需給見通しについて、全国の電力会社が電力の需給状態をホームページなどで掲載している「電気予報」に言及し、「道民に分かりやすい形での情報提供を北電にやってもらう必要がある」と指摘。その上で、需給状況次第では「道民に節電のお願いをすることも考えねばならない」との認識を重ねて示した。

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