l
決勝観戦記 ビバベネ − ビブラスU
夏のまだまだ暑い日差しが照りつける中行われたグリーンカップ第21ステージスーパービギナー大会。優勝を争う決勝戦へと駒を進めたのはビバベネとビブラスU。前日の予選での再対戦となったが、予選ではビブラスUが2−0で勝利。決勝戦もビブラスUの優勢でゲームが進むのか、はたまた、ビバベネがチーム戦略に修正をいれてくるか。
ビバベネの中心選手は豊富な運動量で前線からのプレッシャーをかけるFW11番菅原。ボランチ36番須田が攻守にアクセントを加える。全員守備全員攻撃の意識の高いチーム。一方のビブラスUは、FWに俊足の7番仲野、ゲームの流れを落ち着いて見極めるボランチに33番大橋。
決勝戦の開始を告げる笛が高らかに鳴らされると、ゲームは激しい戦いをみせる。
前半4分まず最初にチャンスを得たのは、ビブラスU。DF間のパス交換の乱れを見逃さなかったのはFW9番円谷。ボールを奪うとGKとの1対1の局面を迎える。GKをフェイントでかわし、シュートを放つも、必死に守備に戻ったビバベネDFにスライディングブロックされゴールならず。
前半11分さらに攻撃を続けるビブラスUは33番大橋からのスルーパスに抜け出しシュートは7番仲野。しかし、シュートは枠にはおしくもいかない。
一方のビバベネのチャンスは14分。右サイドに開いた22番帖佐からのクロスにFWが飛び込むがわずかに合わずこちらもゴールは奪えない。
23分には20番丸谷からのパスに36番須田がするすると抜けだし、ゴール前で粘るが、鉄壁のビブラスUDFを崩すことが出来ない。
あっという間の前半を終え、勝負の行方は後半へと持ち越される。
後半に入り、選手交代がなされると、ゲームの流れは次第にビバべネへと移っていく。
後半から怪我をおしての出場の14番遠藤をポストプレーに攻撃に幅をきかせる。
後半3分右サイド6番山形からのクロスボールに中央で待つのは14番遠藤。気持ちのこもったダイビングヘッドはわずかにゴールの上。ゴールならず。
この後も、両チームとも死力を尽くしゴールを目指したが、ゴールは生まれず、PK方式によるゲームの決着となった。
PK戦では、前に行われた3位決定戦の副審として他チームベンチ側を担当したギャル男GK相庭が他チームギャルマネージャーのエネルギーを得たのか、抜群の読みとセービングで2本を止める大活躍を見せ、ビバベネを優勝に導いた。
おしくも準優勝はビブラスU。サッカーを楽しむスタイルと若手と、ベテランの融合が素晴らしかった。見事優勝はビバベネ。数年大会参加の上での初優勝。優勝の味は格別だったのではないだろうか。
最後に大会に参加したすべての選手・マネージャーのみなさんお疲れさまでした。
スタッフ 佐々木
はさきグリーンカップ2011 サッカー大会結果 |