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日本とASEAN各国が防衛次官級会合
日本とASEAN(=東南アジア諸国連合)各国との防衛次官級会合が28日に開かれ、中国との間で緊張が高まっている南シナ海問題について、多国間での協議が必要との認識で一致した。
28日の会合には、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどASEAN加盟10か国が参加し、海上安全保障の強化などについて話し合われた。南シナ海問題については、法的拘束力のある「行動規範」をつくるとともに、中国が主張する二国間協議ではなく、多国間で協議すべきだとの認識で一致した。また、ASEAN各国からは、日本やアメリカの協力を求める声も相次いだ。
南シナ海問題は、11月に日・米・中も参加して行われる東アジアサミット(EAS)での議論が焦点となる。
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