27日に全州ワールドカップ・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)の全北現代VSセレッソ大阪戦で、全北現代サポーターが日本語で「日本の大地震をお祝い(し)ます」と書かれた縦1.7メートル、横1メートル大の紙を観客席で掲げたことが物議を醸している。
日本のスポーツ紙「スポーツニッポン」は28日「全北現代のスタンドに心ない言葉が書かれた横断幕が掲げられ、セレッソ大阪側が抗議するハプニングがあった」と報じた。同紙は続報で「相手サポーターが東日本大震災で被災した日本をやゆするメッセージを掲げた問題で、セレッソ大阪はアジア・サッカー連盟に抗議文を提出した」と報じている。
日本では今回の件を、先月ベルギー1部リーグのリールセVSゲルミナル戦で、リールセに所属する日本代表GK川島がゲルミナルのサポーターに「カワシマ、フクシマ(福島)!」とやゆされた事件と比較している。
福島は、今年3月の東日本巨大地震で原子力発電所が爆発事故を起こした場所だ。ベルギー1部リーグ事務局はこの問題で、ゲルミナルの責任を問い、3万スイスフラン(約250万円)の罰金を科した。今回の報道を見た日本のネットユーザーたちは「韓国人が何をしたか世界に伝えなければならない」「ありえない最悪のマナー」と激怒している。その怒りは全北現代サポーターにとどまらず、韓国全体に対する露骨な非難にもつながっている。韓国人からも「常識がない少数のサポーターが国に恥をかかせた」「絶対にしてはならない行動だった」などの声が上がっている。