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【大相撲】

琴奨菊、4年ぶり日本人大関 「万理一空の境地求める」

2011年9月28日 11時27分

 大関昇進の伝達式を終え、タイを手に笑顔の琴奨菊=28日午前、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋

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 日本相撲協会は28日午前、東京・両国国技館で九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を開き、東関脇琴奨菊(27)=本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ケ嶽部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。

 相撲協会は千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋へ二所ノ関理事(元関脇金剛)と峰崎親方(元幕内三杉磯)を使者として派遣し、昇進を伝達。琴奨菊は「大関の地位を汚さぬよう、万理一空の境地を求めて日々努力、精進いたします」と口上を述べた。琴奨菊は記者会見で「すべての理(ことわり)は一つの空(くう)に帰する。どんな努力も、目指す先は一つ」などと言葉に込めた思いを説明した。

(共同)
 

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