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【大リーグ】イチローとの契約延長を検討へ GMが名言2011年9月29日 紙面から
マリナーズのジャック・ズレンシクGMは27日(日本時間28日)、2012年で5年契約が切れるイチロー外野手(37)との13年以降の延長契約を検討していることを明らかにした。この日のイチローはアスレチックス戦で1安打に終わり、今季通算は184安打。一方、来季の去就が未定のアスレチックスの松井秀喜外野手(37)は2試合連続、今季34度目のマルチ安打。28日のレギュラーシーズン最終戦はベンチスタートのため、ア軍での試合出場はこの日が最後となる可能性もある。 再来年も、またその次の年も、イチローの元気な姿がメジャーで見られるか。来季で5年契約が切れるイチローについて、自身も8月に13年まで契約を延長したズレンシクGMはこの日、「もちろんイチローとの契約延長については考えている。(イチローは)チームにとっては重要な存在で、契約延長の話し合いの場を持つことになると思う」と明らかにした。 2007年途中に5年総額9000万ドル(当時1ドル=122円換算で約110億円)の大型契約を結んだ際には「この5年、思い切りやって、(次は)10年契約を勝ち取りたい」と発言したイチロー。マリナーズ一筋でチームに貢献してきた51番に、最低でも2年以上の複数年契約が提示されるとみられる。2013年は、10月22日で節目の40歳。40歳以上でプレーした日本選手は、41歳7カ月で現役のブルワーズ・斎藤、40歳5カ月まで投げた09年メッツの高橋(引退)、40歳3カ月でプレーした同年カブスの田口(現オリックス)の3人だ。 11年連続200安打は風前のともしびとなったが、ズレンシクGMは「イチローが素晴らしい能力の持ち主であることは間違いない。みんなは今年を悪いシーズンというが、実際は、今年だって180安打以上のヒットを打っている。これまでのイチローの数字からは物足りないかもしれないが、立派だと思う。永遠に200安打という高いレベルを維持し続けることには限界もある」と擁護した。 PR情報
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